2005年11月アーカイブ

Wildflowers / Tom Petty

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ワイルド・フラワーズ / トム・ペティ 1994年
進藤むつみのおすすめCD (vol.62)

get "Wildflowers"大好きなミュージシャンで、いつも期待に胸を膨らませて新譜を手にするのに、なんかちょっと外されちゃう人っていませんか?。もちろん曲が悪いわけでもない、演奏もいつも通りにドライヴ感がある。いえ、もっと単純にカッコ良さも変わらないんです。それなのに、あたしが聞きたかったサウンドとちょっと違う・・・。あたしにとって Tom Petty & the Heartbreakers は、そんなバンドでした。

初期のストレートなロックン・ロールが、印象的すぎたのでしょうか?。それとも大ヒットした "Damn the Torpedoes" の頃のサウンドを、忘れられないのか?。発売されてすぐに買うじゃないですか。だけど「あれっ?、ちょっと違うな」って思っちゃう。あたしの期待を分かっていて、かわされるような気がしちゃうんです。もっとも彼等は恐ろしく真剣に音楽に取り組んでいるバンドで、自分たちのサウンドを追い求めながら、しかも先達へのリスペクトを表現していたんです。だから、あたしの好みが単純で、音楽に対する知識も少なかったっていう事なんですけどね。

そんな彼等のサウンドが、あたしの期待と見事に一致したのが、93年の "Greatest Hits" に収録されたシングル "Mary Jane's Last Dance" でした。ハーモニカをフィーチャーした強烈に泥臭いサウンドで、あたしはその曲を聴いた瞬間、失礼ながら「なんだ、やれば出来るんじゃない」って思ったんですよね(笑)。そして、翌94年に発売されたこの "Wildflowers" は、強烈にルーツ色を出したアルバムで、あたしがもっとも好きな Tom Petty の作品になったんです。

タイムスリップ

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post town

さあて、美味しく漬かるかな?

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久しぶりに野沢菜を漬けました。去年一昨年やらなくて3年ぶりになるから、ちょっと自信がありません。だいたい、数年前に引っ越して来てからだから、漬け方が体に染みついてないんですよね。初めての年は、地元の友達の家で漬け方を教えてもらったんだけど、塩と唐辛子の量ってホントに感覚的なんですよ。それこそ塩梅。だから薄くなっちゃったり、それで塩を加えると今度は塩分が強すぎたりしてね。なかなかこの味!って感じにならないんです。

もう少し早く漬ける家もあるのかな?。だけど、霜に当たって甘くなるっていうんです。葱や白菜もそうだけど、野菜ってエライですよね。でね、まずは野沢菜を買ってくるでしょ。野沢菜って結構大きな菜っ葉でね、根っこを落としたもので7〜80cmの長さがあるんですよね。60cmの束は、計ってみたらちょうど5kg。で、300円でした♪。それをよく洗って、漬け物桶の中で一株グルンと一周させるように置いて、塩ふって唐辛子置いて、次の野沢菜を置いて・・・。それでギュウギュウに押し込むと、15Lの桶がちょうどいっぱいになるのでした。

あとは、思いきり重石を乗せとくだけ。明日になって水が上がってきてれば成功☆。食べられるようになるまでは、ひと月くらいかかるかな?。まあ、年越えてしっかり漬かったのが一番ですけどね。一人暮らしだとこれでひと冬楽しめるし、毎日の手間も重石を一度動かすだけだし、今日の手間にしても30分くらいだし、お米と味噌汁に拘っている進藤むつみとしては、野沢菜くらい毎年漬けなきゃいけないんだと思います。だけど、なんか久しぶりになっちゃったんですよね。

野沢菜って塩と唐辛子だけで漬けるのが基本なんだけど、それぞれの家の味があって色々と入れるみたいです。昆布とか煮干しとかね。あたしが教えてもらった家では、なんと黒砂糖を入れるんですよね。野沢菜だけじゃなくてぬか漬けでも沢庵でもそうだけど、先祖代々の自分の家の味が一番なんだと思います。だけど、うちの野沢菜の味ってありませんからね、せめて美味しく・・・というか、食べられるくらいには漬かってほしいと思っているんです。

記念日

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あなたに抱かれて あなたに愛されて
あたしは生まれ変わったみたい
きっと今日は記念日 大切な記念日になる

出会ったのは偶然 少しでもずれたなら 交わる事もなかった
だけど この気持ちは違う こんなに愛しいのは 生まれてはじめてだもの

あなたに出会って あなたに愛されて
あたしはどんどん素直になる
よかった ホントによかった 心からそう思ってる 

逃げちゃおうかと思った 望んでたはずなのに なんか怖くなっちゃって
だけど ついてきてよかった あなたに任せたから こんな思いでいられる

あなたに抱かれて あなたに愛されて
あたしは生まれ変わったみたい
きっと今日は記念日 大切な記念日になる

ホントはあたし ピンときたんだ
友達は驚くかもしれないけど
あなたとは こうなる気がしてた
だけど たぶんあなたもそうだよね

あなたに出会って あなたに愛されて
あたしはどんどん素直になる
よかった ホントによかった 心からそう思ってる

あなたに抱かれて あなたに愛されて
あたしは生まれ変わったみたい
きっと今日は記念日 大切な記念日になる

お馬・・・のオブジェ

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horse

最近、感情を抑えられない事があります。最初はひと月くらい前。嬉しい事があって、胸がいっぱいになって、涙が止まらなくなりました。それは、その後も繰り返しそうなるんです。そして今、ちょっと悲しいだけで、涙が溢れてくるようになりました。

どうしちゃったんだろう?。あたしって、そんなタイプじゃなかったんだけどな。

去年の12月16日の日記です。これを書いた頃から、悲しいと涙が溢れるようになってきました。それじゃあ、『ひと月くらい前に胸がいっぱいになった日』は?。 ・・・それは去年の11月17日、一年前の今日だったんです。その日の日記には、何も書いてませんけどね。まだ、自分で把握できませんでしたから。

一体、何が起きたのか分からなかった。なんて事のない電話をしていたんですよね。電話をしながら『あたしって今、幸せなんだなぁ』と思ったら、胸がいっぱいになるほど嬉しくなっちゃって、いきなり風船を膨らますように体の中に空気が入ってきて、そうしたら自然に涙が溢れてきて、もうボロボロ泣きながら電話をしていました。相手の人には気付かれないようにね。だって、恥ずかしいじゃないですか。
 

ちょっと変です。バランスがとれてないというか、いい感じになれません。あたしダメかもしれない。ごめんなさい。なんか頭まわりません。壊れてるかもしれない。

これは今年の1月4日の日記。この頃あたしは日記で大騒ぎをして、ホントに常連さんに助けてもらいました。この日の感覚を言葉にすれば、『空気が抜けちゃった』なんですよね。11月に体いっぱいに入ってきた空気。風船が破裂したわけじゃなく、シューっていきなり全部抜けちゃった気がしたんです。

この後は、その繰り返しでした。嬉しくて泣く。そうして感情が高ぶると、その分今度はマイナス側へ大きく振られる。マイナスに振れば沈んだり凹んだり。4月21日の日記で薬の副作用の話をしてますが、精神面にはそれ程触れませんでした。人それぞれだと思ったからです。だけど、鬱状態になる可能性は、通常の15倍と言われているんですよね。あたしは鬱まではいってないと思うけど、それでも感情の起伏が恐ろしく大きくなっているんです。


ただ、これは薬の副作用というよりも、若い頃強烈に自己否定しながら生きてきて、感情を出す練習をしなかったせいだと思うんですよね。こんな話は5月19日の日記に詳しく書いています。

あたしは・・・女でありたい自分(それが本質だと思います)を、なかった事にしてしまいました。あたしは本質の自分でない『ガワ』だけで生きてきたんです。
(中略)
20代の本来感情が豊かな時に、経験しなければいけない事があったはずなんです。それをあたしは、流してきちゃったんだと思います。全てを『ガワ』だけに任してね。いい年齢のわりには、経験不足なんでしょう。
(中略)
なんていうか、最近になって初めて人間になったような気がします。今までのあたしは、感情のない人形だったんだと思うんです。
(中略)
甘いって言われそうですけどね。今一生懸命、感情を上手に出せるように、そして感情を受け止められるよう、練習している最中だからなんです。まったく、子供みたいなあたしなんです。

こんな事を書いたのは、自分としては『乗り越えられそうだ』と思ったからなんですよね。ところがどっこい、一番沈んでしまうのは、これから一月半後の7月の頭の事でした。そして、そこで『乗り越えた』感じがして、そうしたら気が抜けちゃったみたいで、だけど、また来るんです。もう繰り返しなんです。


一年前に生まれて初めて感情が高ぶって、その後空気が抜けちゃって、物凄く戸惑ったけど制御できるような気がした。だけど、また思いっきりマイナスに振って、上がったり下がったりで今に至ると。『乗り越えられる』とか『乗り越えた』って、そう思った事もあったのに。

一年たったのかあ・・・と思います。一年で成長したかと考えると、同じトコをグルグル回ってるだけで、なんにも変わりないんですよね。感情も今だに押さえられないし。ホントに、少しだけでいいから穏やかでいたいんです。

だけど、どのくらい経てばそうなれるんだろう?。これから一年後?。それじゃあ無理なような気がするんですよね。死ぬまでに・・・。うん、それだけかかっても、感情を抑えられるようになればと思うんです。

あなたとコンビにコンビニエンス

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コンビニ、好きですか?・・・好きですよね(笑)。何をよく買いますか?。あたしは・・・雑誌、お菓子、煙草かな。まあ、買うんじゃなくて、用事もないのに寄っちゃったりもするんです。スーパーで買い物した後、無駄に寄ったりとかね(笑)。雑誌、お菓子、煙草が全部揃う・・・、これがポイントだと思うんですよ。それじゃあ、どこのコンビニチェーンが好きですか?。

都会に住んでると、いろんなチェーンが頭に浮かぶと思います。だけど、田舎に住んでると、限られたチェーンしかないんですよね。うちの辺りにあるのって、多い順に『セブンイレブン』『サークルK』『ローソン』かな?。あとは、たまに『デイリーヤマザキ』があるくらい。えっ?、歩ける範囲じゃないですよ。たぶん、半径30kmでもそれだけです(笑)。こうなっちゃうと、近いトコ別にしても、毎回馴染みのチェーンに入るしかないんですよね。

ところが夏ぐらいから、ちょくちょく『ファミリーマート』を見かけるようになりました。調べてみると、今年の5月に県内に初出店して、1年で30店舗作る予定なんですって。ふーん、それはよく見るようになったわけだ。先週は、この辺りで一番大きい駅のそばに出来たりして、別に何を買うってわけじゃないんだけど、近くを通ったもんだからチョット覗いてみたんですよね。

開店したばかりの店舗で賑やかでした。100円割引券なんか配ってたりして♪。でも、雑誌や煙草に使えないのか。ダメですね。おにぎりと調理パンが50円引き!?。それは安い・・・けど、これから友達と食事するのに、おにぎりは買えないな。だけど、普段入らないコンビニって、やっぱり楽しいですね。そうか、ファミマは無印があるのか・・・とか、化粧品なんかも新鮮だしね。まあ、他のチェーンとの違いが一番大きいのは、やっぱり総菜や弁当のコーナーなんでしょうけどね。

で、結局は雑誌と煙草と、105→84円で売ってた『北海道なめらかクリームシュー』を買って退散してきました。いつもと同じ?。ええ、別に買いたい物はありませんでしたからね(笑)。「粗品です」って、『メモ帳』と『麦チョコ』はもらって来ましたけども♪。問題は・・・100円割引券をどうするかです。200円以上の商品に使えて、有効期限が18日まで。うーん、無駄にしちゃいそうな気がするんですよね。

冬のはじまり

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今日は立冬です。今日から冬のはじまり・・・のはずなんだけど、異様に暖かかったですよね(笑)。まあ、そうは言っても、朝晩の暖房は欠かせなくなりました。ストーブを出してから・・・ちょうど一週間か。一度焚いちゃうとダメですね。たいして寒くない日でも、習慣的にスイッチを入れてしまいます。

もっとも毎年10月半ばには出してるんだから、今年は暖かいとはいえ、ちょっと意地を張りすぎました。いくらなんでも、寒さに震えてる事はないですよね。もう、肩が凝っちゃって(笑)。昨年も試した、甘酒ホットコーラを飲んでごまかしてたんだけど、それならば早めの暖房の方がよかったような気がします。

だけど、やっぱりストーブ嬉しいです。朝晩冷えるじゃないですか。そこでスイッチ・オン☆。そうして部屋が温まってくると、幸せ・・・って思うんですよね。夏場に冷房の効いた部屋に入れば、それはそれで嬉しいんだけど、幸せとまでは思いませんからね。人間って、暖かい地域にいる方が自然なのかな?。うん、冬場に窓が凍って開かないような部屋には、暮らしてちゃいけませんよね(笑)。

まあ、あたしのストーブは極端なんです。少し暑いと思っても、火を弱めずに薄着になるくらい(笑)。だけど、こんな部屋で食べるアイスクリームが美味しいんですよね。いつからだろう?、冬にアイスを食べるようになったのは。さあ、今からアイスに Baileys をかけて食べようかしら。先月教えてもらったんだけど、これが美味しいんですよ☆。そんなもんでほろ酔い加減になる、あたしもあたしですけどね♪。

ずんずん歩く

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笑顔で歩く あなたと歩く
お日さま体に いっぱい浴びて
並んで歩く 元気に歩く
時計を外して どこまでも

肩を並べて あなたと歩く
歩幅を合わせて 一緒に歩く
何があっても 二人で歩く
前に向かって ずんずん歩く
ずんずくずくずく ずんずん歩く

街へ行っても もちろん歩く
信号変わるの 待ってたように
横断歩道を 並んで歩く
人込みかきわけ ずんずん歩く
ずんずくずくずく ずんずん歩く

街も川も海も山も
春も夏も秋も冬も
朝も昼も夜もいつも
あなたと一緒に ずんずん歩く

丘を乗り越え あなたと歩く
ずんずくずくずく ずんずん歩く

花を見ながら あなたと歩く
鳥を追いかけ 一緒に歩く
山を眺めて 二人で歩く
虹に向かって ずんずん歩く
ずんずくずくずく ずんずん歩く
ずんずくずくずく ずんずん歩く

赤いくつ

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ひょんな事から絵本を手にしました。アンデルセンの赤いくつ。誰でも一度は読んだ事があると思います。もちろんあたしもね。だけど、意外に細かいトコを覚えてないんですよね。テレビや映画でも見た記憶はないし、ホントに子供の頃読んだだけなのかもしれません。もし、記憶が薄いな・・・という方がいらっしゃれば、青空文庫赤いくつが全文収録されてるので、目を通していただければと思います。

あたしは絵本を見た時に思う事があって、そのあと新書版を買って読んだんですけど、スゴイですよね。ひとつひとつの出来事が、みんな次への伏線になっているんです。初めて赤い靴を履いたこと。王女さまの履いていた赤い靴。靴屋さんに並んでいた赤い靴。それを履かずにはいられない気持ちの高まりが、伝わってくるんです。そして踊りはじめるカーレン・・・。そんな物語はそれぞれ楽しんでいただくとして、あたしが感じたことをお話しさせてもらいたいと思います。


あたしは絵本に目にした時、こう思いました。『この娘はあたしだ!』って。そして、じっくりと新書版にも目を通して、ますますその思いを強くしたんです。赤い靴を履いちゃうんですよね。それを履いて教会に行っちゃうんです。教会にいても、赤い靴の事ばかり考えているんです。奥さまの具合が悪いのに、舞踏会に出掛けてしまうんです。まったく、あたしに当てはまることばかり書いてあるんです。

もちろん、あたしにとっての赤い靴は『女装』です。童話って、誰にでも思い当たるように書いてあるのかも知れません。だけど、先に触れた事ばかりでなく、『黒いくつを見て、それから赤いくつを見て、もういちど赤いくつを見て、とうとうそれをはいてしまいました』なんて件は、こんな風に言い換えられると思うんです。『地味な背広を見て、それから可愛いワンピースを見て、もう一度ワンピースを見て、とうとうそれを着てしまいました』ってね。

カーレンは赤い靴を脱げなくなり、踊り続けることになります。青くなって冷たくなって骸骨になるまで、踊り続けなければいけなくなるんです。あたしにとっての赤い靴が『女装』なら、踊り続けることは『女性ホルモン剤の服用』です。真っ暗な闇の中も、茨の切り株の中でも、かまわず踊り続けています。だって、止めることはできないんですもの。あたしは、長いことそれを夢を見ていたんですからね。カーレンは「斧で足を切って」とお願いしたけれど、あたしはそんな事は全然考えてもいないんです。


実は、赤い靴の物語をはじめて読む時に、朗読をしてみたんですね。そんなに長い話じゃないし、一言ずつかみしめてみたいと思って。そうしたら、あるところで胸がいっぱいになっちゃって、それ以上読めなくなってしまいました。あと数行がダメなんですよ。訳のせいもあるかと思って、今度は青空文庫を朗読してみました。それでも、やっぱり同じとこでつまってしまいます。何度繰り返してもそうなんですよね。それは、青空文庫で言うと下から6〜7行目。こんなセリフがあるところでした。

「カレン、よくまあ、ここへきましたね。」といいました。
「これも神さまのお恵みでございます。」とカレンはいいました。

なんだ?。あたしは救われたいのか?。ずっとわがままに、ムリやり自分の思う事を通して生きてきたのに、救われたいなんて思っているのか?。「斧で足を切って」なんて言う勇気もないくせに。それどころか踊り続けたいから、罪を悔い改める事ができなくなっても、首を落としてほしいとさえ思ってるくらいなのに。

そんなことを考えていたら、なんか涙が止まらなくなっちゃったんです。

Good Stuff / the B-52's

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グッド・スタッフ / the B-52's 1992年
進藤むつみのおすすめCD (vol.61)

get "Good Stuff"ベストアルバムに新録の曲はあるものの、the B-52's の最後のアルバムがこの "Good Stuff" になりました。生涯一ダンスバンドと宣言して、いつも奇想天外なアプローチで驚かせてくれた彼等が、これ程ポップで、しかも深い味のあるアルバムを届けれくれた事に、正直あたしは驚いてしまいました。あたしの中では彼等の最高、ホントにお勧めしたいアルバムなんです。

だけど、もし彼等のファースト・アルバム "the B-52's" を聴いてない方がいらっしゃれば、どうか先にそちらを聴いてもらいたいと思うんです。なにしろその衝撃といえば、全ての音楽ファンを仰天させたものでしょうから。だってね、ありえない音なんですよ。スカスカのパーティー・ビートは分かるんだけど、あんなにノッペリしたオルガンの音はないですよね。下手ウマというよりは下手くそ(笑)。騒ぎ立てるような二人の女性コーラスを聴いたら、『やかましい!』とさえ思ってしまうアルバムでした。

確かにニュー・ウェーヴ系のバンドって、今までになかったアプローチをしてくる事も多いんです。ニューウェーヴが注目され始めた時期、そういう意味でこの the B-52'sDevo は双璧だったと思います。でも、あたしはやっぱり the B-52's かな?。彼等のヘナチョコ・ビームは強力です。聴いた瞬間、異次元に引き込まれてしまうんです。だけど、『よそ見してたら足を取られて、異次元に突き落とされた』 って言い方のほうが、ピッタリ来るようなバンドだったんですよね(笑)。

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