お鍋は白菜と豆腐のスープと思ってる進藤むつみですけども、それでも少しはこだわりがあったりします。例えば、今日は水炊きだったんだけど、水炊きだと鶏のもも肉が食べたい。別に博多風じゃないですよ。それでもこれは譲れなかったりします。ところが、父が豚肉派なんですよね。何度も真剣に話し合った結果、うちでは水炊きだと鶏肉、他の鍋は豚肉という事に決まったのでした。
で、煮立てて、さあ具を入れよう・・・ってトコでまた問題になる。白菜、椎茸、長葱、小松菜、豆腐・・・、この豆腐がですね、父は木棉で母とあたしは絹が好きなんですね。これが話し合っても片方に決まらない。全く、あたしと父って好みが違うんだなあ。結局、鍋の両端に両方入れる事に落ち着いたのでした。
でね、あたしは葛切りとかマロニーとか好きなんですね。あのツルッとした食感がなんとも言えない。ところが、母がこれは白滝が良いと言って、下茹でした白滝を持って待っている。うーん、母もか。だいたい、白滝ってお鍋に入れて美味しいと思います?・・・って、母には美味しんだろうなあ。この問題も結論が出なくて、両方入れて、食べたい方を食べる・・・という事になったのでした。
それでね、父が鍋奉行なんですよね。まあ、鍋だけじゃなくて焼肉奉行でもあるわけだけど、具にしても煮え具合にしても、とりあえず仕切りたいんですね。ところがうちの場合、具を入れるだけじゃなくて『木綿はこっち、絹はあっち、マロニーはここ、春雨はそこ』って、たぶん普通の家より鍋奉行大忙しだったりするんです。 ・・・まあ、そろそろ鍋奉行の季節は終わりになりそうですけども♪。
