さあて、美味しく漬かるかな?

久しぶりに野沢菜を漬けました。去年一昨年やらなくて3年ぶりになるから、ちょっと自信がありません。だいたい、数年前に引っ越して来てからだから、漬け方が体に染みついてないんですよね。初めての年は、地元の友達の家で漬け方を教えてもらったんだけど、塩と唐辛子の量ってホントに感覚的なんですよ。それこそ塩梅。だから薄くなっちゃったり、それで塩を加えると今度は塩分が強すぎたりしてね。なかなかこの味!って感じにならないんです。

もう少し早く漬ける家もあるのかな?。だけど、霜に当たって甘くなるっていうんです。葱や白菜もそうだけど、野菜ってエライですよね。でね、まずは野沢菜を買ってくるでしょ。野沢菜って結構大きな菜っ葉でね、根っこを落としたもので7〜80cmの長さがあるんですよね。60cmの束は、計ってみたらちょうど5kg。で、300円でした♪。それをよく洗って、漬け物桶の中で一株グルンと一周させるように置いて、塩ふって唐辛子置いて、次の野沢菜を置いて・・・。それでギュウギュウに押し込むと、15Lの桶がちょうどいっぱいになるのでした。

あとは、思いきり重石を乗せとくだけ。明日になって水が上がってきてれば成功☆。食べられるようになるまでは、ひと月くらいかかるかな?。まあ、年越えてしっかり漬かったのが一番ですけどね。一人暮らしだとこれでひと冬楽しめるし、毎日の手間も重石を一度動かすだけだし、今日の手間にしても30分くらいだし、お米と味噌汁に拘っている進藤むつみとしては、野沢菜くらい毎年漬けなきゃいけないんだと思います。だけど、なんか久しぶりになっちゃったんですよね。

野沢菜って塩と唐辛子だけで漬けるのが基本なんだけど、それぞれの家の味があって色々と入れるみたいです。昆布とか煮干しとかね。あたしが教えてもらった家では、なんと黒砂糖を入れるんですよね。野沢菜だけじゃなくてぬか漬けでも沢庵でもそうだけど、先祖代々の自分の家の味が一番なんだと思います。だけど、うちの野沢菜の味ってありませんからね、せめて美味しく・・・というか、食べられるくらいには漬かってほしいと思っているんです。

posted by 進藤むつみ on Autumn, 2005 in

comments (2)

野沢菜のお付け物良いですね!

やっぱ、手作りって美味しいんですよね!

>mikiさん♪
野沢菜、美味しいんですけどね。気持ち塩分強かった。なかなかうまくいかないなあ。まあ、一冬贅沢に食べれたからそれで良しにしたいと思ってます♪。

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