気紛れに抱かれたわけじゃない
もちろん行きずりのつもりでもない
最初はちょっと心配もあったけど
だんだんあなたに惹かれていくあたしがいた
あなたのこと 何でも知りたくて
ドライヴをしながら いっぱりお喋りをした
あたしのことは みんな知って欲しくて
お食事をしながら やっぱりいっぱいお喋りをした
ずっと先の事を夢見たわけじゃない
いろんな事 ダメだっていうのもわかってる
それでもあたし あなたに夢中だった
あなたの事だけが あたしの生活のすべてだった
抱きしめてくる腕の中で あなたの胸に甘えながら
あたしいつでもホッとしてた
体を確かめ合いながら あなたの囁く低い声は
あたしを夢心地にさせていた
愛してるってあなたは言った
あたしの名前を呼びながら・・・
あたし嘘はついてない 悪いことしてない
ただ ホントの名前を言わなかっただけ
あなたはそんなのわかってて 愛してくれていた
あなたは最初からわかってて 聞こうとしなかった
あたし 最後まで言えなかった
あなたが突然醒めちゃうような気がして
何度も何度も言おうと思ったのに
どうしても最後まで言えなかった
名前なんてたいした事じゃない
うん きっと名前なんてたいした事じゃない
だけど あれだけあたしを知ってるあなたなのに
あたしのホントの名前を知らないままだった
