2016年2月アーカイブ

Freeze-Frame / the J. Geils Band

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フリーズ・フレイム / J. ガイルズ・バンド 1981年
進藤むつみのおすすめCD (vol.76)

get "Freeze-Frame"the J. Geils Band / the J. Geils Band から続く)

大きな期待を受けながら、迷宮に迷い込んだ the J. Geils Band は、心機一転EMIアメリカに移籍し、Boz Scaggs"Silk Degrees" などを手がけた事で知られる Joe Wissert のプロデュースで "Sanctuary" を発表します。

ここで大きく変わったかといえば、実はそうでもない。ゆったりと余裕を持って演奏しているように聴こえるのは、ライヴとスタジオの違いを今まで以上に意識しただけでしょう。ギター・サウンドをベースにしたR&B色の強いロックン・ロールというのも変わらない。だけど Wissert のプロデュースに触れられたのが大きい。久々にゴールド・ディスクを獲得 (全米49位) した以上に、彼等の手応えは大きかったんだと思います。

翌80年、その経験を生かして、今度はメンバーの Seth Justman のプロデュースで "Love Stinks" (全米18位) をリリース。派手なギターがベースなのは変わらなくても、シンセサイザーが前面に出ることが多くなり、サウンドの印象は大きく変わりました。これが、古くからのファンの反発を呼び、『売るために超えてはいけなりラインを超えてしまった』と言われることになります。


しかし、そのサウンドを押し進めて発表されたのが、この "Freeze-Frame" でした。後述する "Centerfold" のヒットもあり、全米No.1を記録しました。

the J. Geils Band / the J. Geils Band

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デビュー! / J. ガイルズ・バンド 1970年
進藤むつみのおすすめCD (vol.75)

get "the J. Geils Band"成功を約束されていたと言っては、言い過ぎでしょうか。だけど、the Butterfield Blues Band 以来の最高の白人ブルース・バンドと呼ばれ、プレイもハートも申し分ない。ブラック・ミュージックの名門アトランティックからデビューを果たし、ローリング・ストーン誌でベスト・ニュー・バンドにも選ばれている。他にこんな話もあるんですよね。

ロックの殿堂的なライヴ・ハウス、フィルモア・イーストに初めて出演した時、オーナーの Bill Graham はこう言って彼らを紹介したそうです。『メイン・アクトにしか興味がなく、このバンドにチャンスを与えてやるだけの忍耐力を持ち合わせていないというお客さんは、申し訳ないが会場から出ていってくれないか?。とりあえず静かにして、このバンドにチャンスをやってほしいんだ』・・・すごい期待の大きさですよね。

そう、約束とまでは言えなくても、誰もがこのバンドに期待していたんだと思います。そんな the J. Geils Band の物語を今日はお話ししたいと思うんです。

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