名前

気紛れに抱かれたわけじゃない
もちろん行きずりのつもりでもない
最初はちょっと心配もあったけど
だんだんあなたに惹かれていくあたしがいた

あなたのこと 何でも知りたくて
ドライヴをしながら いっぱりお喋りをした
あたしのことは みんな知って欲しくて
お食事をしながら やっぱりいっぱいお喋りをした

ずっと先の事を夢見たわけじゃない
いろんな事 ダメだっていうのもわかってる
それでもあたし あなたに夢中だった
あなたの事だけが あたしの生活のすべてだった

抱きしめてくる腕の中で あなたの胸に甘えながら
あたしいつでもホッとしてた
体を確かめ合いながら あなたの囁く低い声は 
あたしを夢心地にさせていた

愛してるってあなたは言った
あたしの名前を呼びながら・・・

あたし嘘はついてない 悪いことしてない
ただ ホントの名前を言わなかっただけ
あなたはそんなのわかってて 愛してくれていた
あなたは最初からわかってて 聞こうとしなかった

あたし 最後まで言えなかった
あなたが突然醒めちゃうような気がして
何度も何度も言おうと思ったのに
どうしても最後まで言えなかった

名前なんてたいした事じゃない
うん きっと名前なんてたいした事じゃない
だけど あれだけあたしを知ってるあなたなのに
あたしのホントの名前を知らないままだった

posted by 進藤むつみ on Summer, 2008 in

comments (10)

むつみさん、こちらでは久しぶりです。また日記を読めるようになって嬉しいです。
「名前」は大切ですね。(勿論ここでむつむさんのいう「名前」は性別という要素も含むのでしょうが)
これまでに、私の本名を知らないままで私と結婚したいといった男性が何人かいました。本名もおしえてもらわないまま、愛されていると思えるのが不思議です。
そういえば、先日会って5回目でプロポーズされて2ヶ月後に入籍したうちのダンナさまには、会った初日に本名おしえてました。これはかなり珍しいことです。

むつみさんの本名は「むつみ」でもいいんじゃないでしょうか。「本当の」名前は自分で決めてもいいような気も。

>Screaming Bunnyさん、ようこそいらっしゃいませ♪
正直、名前はたいした問題だと思います。人格とも切り離せないトコロがあると思う。ただ、元々あまり本名にはこだわりがない(東京にいた時も本名以上に通る通称があった)あたしなんだけど、深く考えもせずにつけた『進藤むつみ』という名前が、こんなに大きな意味を持つことになるとは思いませんでした。変な話、本名はすでに形式的なものでしかなくて『むつみ』の方が大切だったりします。だけど・・・やっぱり本名ではないんですよね。
初日・・・ですか、やっぱり何もかも特別な人だったんですね。だけど、日記を見てたら夢中になってるのわかるんですもの(笑)。末永くお幸せに♪。
と、『私の本名を知らないままで私と結婚したいといった男性』に関しては・・・、まあScreaming Bunnyさんは魔性の女ですから(笑)。

むつみが心配したの?

>peco♪
そこはたいして重要なトコじゃない(笑)。
だけど、もう一ヶ月たった?。やばいな。チョット更新ペース上げようか。

あげるんですか? ♪
一般人の割に更新ペースが異常な私には〜
どのくらいがいいのか分からないけど★(笑)
あっ一応自覚はあります(苦笑)

>fudabaさん♪・・・そこに反応しますか(笑)。
そうだな、2〜3日に1記事があたしの理想のペースかな?。ブログを再開してから、全然できた事ありませんけどね。
このペースっていうと・・・だいたいfudabaさんの1/10くらいですか?(笑)。

てへ☆(核爆)

いや…ほんとは何かにコメントをしにきたんですけど…
ちょうどその時社長から言われた話に「やった☆」思ったら考えられなくなっちゃって(汗)
頭のキャパシティ的に同時に別の事考えられなくて〜
という言い訳(汗汗(笑)

で、コメント♪

「それ」だけしか知らなかったら「それ」が本当の名前だから
「それ」以外を後から聴いてもおかしな気分になるだけなので
そのままでもいいんじゃないでしょうか?
「本当に自分」を本当の名前の方に位置づけるか
教えた名前をこれが「本当に自分」だと押し通せるか
というのもあるんじゃないかと…

まぁたぶん、この考えはネット歴が適当に長い故なのかも知れないけど…

>fudabaさん♪
『むつみ』という名前の男性もいるわけだけど、それでもあたしの本名が違うというのはfudabaさんをはじめ、常連さんみんながわかってる事じゃないですか。わかってる・・・うーん、まあ、少なくても感じてはいますよね。実生活の中でもそれは同じだと思うんです。『進藤むつみ』と名乗った瞬間に、『それ』しか知らなくても『ああ、ホントの名前じゃないな』って思われちゃう。
『進藤むつみ』が自分かと聞かれたら、あたしは自信を持ってYes!と答えられる。本当に自分だと思ってる。だけど、やっぱり本当の名前じゃないっていう後ろめたさがあったりするんですよね。

えぇ?
それはー私たちが「進藤むつみ」っていう名前を使ってる。
って事を知ってるからじゃないですか
でもこの詩の中の「あなた」は私たちじゃないですよね?
実生活の中で出会って、面と向かって名前を交わして
「偽名かも」なんて思う人と出会うなんて余程の人だと思うんですよ
とすると、その人が「名前を使ってる」と知らされなければ
「伝えられた名前」はその人にとってはやっぱり「本名」ですよ
相手が本気なのに「名前で嘘ついてるから」後ろめたい
っていうのは…うー〜〜〜ん…

まぁ、私の解釈です☆(笑)
久々なのに長々とごめんなさい(汗)

>fudabaさん♪
いえいえ、別に長くはないんだけど、えーと・・・実生活で『あなた』に出会うじゃないですか。その時、あたしがスカートを穿いている事が、既にフェイクだったりするんですよ。だから『スカートを穿いてるあたし=進藤むつみ』として相手は捉えてくる。それは自然に『進藤むつみ=フェイク』にも繋がってくると思う。
で、そのうち標準モードのスッピンのあたしを『あなた』が知るわけだけど、名前の事はなあなあで誤摩化しちゃったりするんです。お互いにわかっていながらも。この辺りは、ちょっと普通の恋愛と違うかもしれません・・・って、最近出会いなんてないんですけどね。
今思ったんだけど、『偽名かも』って思う事は普通ないですよね。名乗られた名前を誰もがホントと思ってる。だけど、もしかしたら、違う名前を相手に信じさせるのって簡単な事なのかもしれませんね。・・・そうする意味があるかどうかは別にして。

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