川は日本海へと続いている

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帰り道、川を渡る橋のたもとにあった看板を見て『ああ、そうか!』って。川の名前、地名、海抜が書いてある下に、『新潟市の河口まで294km』ってあったんですよね。いえいえ、そんなに距離があるのかじゃなくて『新潟市』。そう、この辺りの川って日本海に流れているんです。

あたしは東京近郊で生まれ育ったわけで、子供の頃住んでたトコにある川も、今の実家の前を流れている川も、どっちも東京湾へと流れていました。小学校の時まであったお婆ちゃんの家から歩いて行ける海も、相模湾の海だった。だから、あたしが海って言われると、まずはどうしても太平洋が思いつくわけなんですよ。あれは二十歳の頃か。始めて日本海を目にした時は、ちょっとした感動があったりしました。

で、数年前にこっちに引っ越してきて・・・っていうか、もちろん知識としては分かってたんですよね。川が合流するたびに名前を変えて、最後は信濃川になって日本海に流れてるっていうのは。だけど、どうも感覚的に理解できなかった。ただ、この辺りの人が海に行くっていうと、やっぱり当然日本海になるわけで、そんな話を繰り返し聞いてるうちに、そうしてこんな看板を見かける度に、だんだんあたしの中では自然になってきたみたい。今じゃあ、あえてそんな事を考えませんから。

だけどね、引っ越してきてしばらくした時に、ふと『そうか、ここって日本海側なんだな・・・』って思ったんですよね。その時の気持ちって、なんともスゴイ不思議な感覚だった事を思い出したんです。


・・・余談だけど、電気の周波数が60Hzだったのもカルチャーショックだった。あたしは引っ越して来た時、50Hz専用の電子レンジを持ってきちゃったわよ(笑)。

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この記事について

このページは、進藤むつみが2008年2月13日 00:08に書いた記事です。

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