最近のお出かけ情報☆

・・・って、ほどじゃないんですけどね。いえ、お出かけはしますよ。女装して。だって、『女装してお散歩しなくっちゃ、あたしの人生じゃないわ』って思いますからね。ただ、半日ぐらいフラフラして、日が暮れたら帰ってくる感じかなあ。今は日暮れが早いから、もう少し買い物でもしてかしら。実際たいした事してないんだけど、どんどん図々しくなってるなって思うんです。

図々しくなった最初のキッカケは、間違いなく地毛で女装外出するようになったからです。これってたった一年前だし、その時ってものすごい戸惑いがあったんだけど、今じゃあウイッグを被る方が恥ずかしいんですよね。耳たぶ被るくらいのサイドだから、ちょっとムリやり感ありますけどね。

ただ、その直後にセールスマンに『奥さん』って呼ばれたのは、ちょっと自信になりました。スッピン男性モードでしたから。でも、そのあとスーパーの試食コーナーでも『奥さん』って呼ばれる事が出てきて、『いや、あたし、そんな事ないよ』って思ってたんです。だけど、今年の春、レディース料金で映画館に入れた時に気が付いたんですよね。きっと、回りは細かい事なんて気にしてないんですよね。

だから、髪の毛が長く・・・はないけど、ある程度の長さがあって、スカート履いてメイクしてたら女で通ると思うんです。もちろんジックリ見られたらバレますよ。だけど、女装者だと思わない方が自然なんじゃないかしら。特にちょっと遠目の場合にはね。 ・・・なぁんて、そんな思い込みも大切なんですよ(笑)。

まあ、最近は知り合いに見つからなかったら、それでOKにしています。そうすると近場をお散歩するにしても、運動公園よりちょっとした観光地の方が安全だと思うんですよね。ついでに、おみやげ屋さんを覗いてみたりね♪。カメラを持って古い町並みを写しながら、うん、図々しくなったなって実感してるんです。

考えてみれば、洋服を買う時に試着できるようになったのも、今年の春からだものなあ。それまではサイズだけで買って、タンスの肥やしになる事も多かったけど、今は自分のサイズが変わらなければ大丈夫(笑)。女装しての食事も、全然平気になりました。さすがに、明るくて賑やかなカフェはダメですけどね♪。

どこまでいけるかな・・・って考えたりします。最近、スカートじゃなくてパンツでも良いかなって思うんです。だけど、スカートだからシンボルなんですよね。回りから見た時にね。あと、耳をすっぽり出すくらい髪の毛を切ろうかな・・・とか。これも元が男だから、やっぱりツライでしょうね。ある程度長さがあるのがシンボルなんだよなあ。シンボルがないと、バレる可能性は高まりますよね。

ホントの最終目標は、男装してる女に見える事なんですけどね♪。まあ、それは遠い夢としても、もう少し普通に男のままでいて、女で通るようになりたいと思っているんです。・・・って、どこまで図々しいあたし(笑)。

posted by 進藤むつみ on Winter, 2005 in T's

comments (14)

『男装で女性に見られること』とはいかにもむつみさんらしい目標ですねぇ☆  ヘンな話、わしが年よりも若く見られて嬉しい時と同じじゃないのかなぁ。  何かウキウキしますよね。  わしもまだまだイケるかも?なんて♪

>usagi3さん♪
ちょっと目標高すぎますか?。妄想、もしくは戯言と言ってください(笑)。
だけど、普段女性に見えるとは思ってないんですよね。それでも『奥さん』になることがあるのって、髪の毛のせいだと思うんです。だから、女性のホントのショートカットっていうか、耳を出すくらいまで切っちゃって、それでも女っぽい雰囲気が出せたらいいなと思ったりするんです。
それとね、年よりも若く見られて嬉しいのは、あたしも同じ(笑)・・・っていうか、きっと誰でもそうですよね。何かウキウキしちゃうのも、イケるかも?って思うのまでも、あたしも同じです♪。

私なんかは、地毛が長い(肩のかなり下まで伸びてます)から、地毛のままで外出しますよー。もちろん、勇気のあるときはオーバーオールまで着て、です。
そうすると、周りからは「なんだあの男は…」ってな風に見られるんですけどね、それでも私は私なりに満足なんですよねー。
やっとオーバーオールで外出までごぎつけましたよー。しかも髪の毛を後ろで縛らないで、肩の下まで髪の毛をおろした状態で、です。だもんで周りからは「女みたいな格好してるな」と陰口を言われることもあるんですけど、もうそんなの全然気にならなくなっちゃいました。(笑)

むつみさんのように、図々しさというよりも、割り切って女装ライフを楽しんで暮らしているカンジです。
私も、かなり心がふっきっれました。おかげで「女装したいのにできない!」という葛藤からは開放された状態にまでよくなりました。
女装って、いいもんですね。でもさすがにスカートやドレスまで着るまでには心が吹っ切れていません。(笑) それでもやっぱり女装っていいもんだと思います。

オーバーオールを着ているときは、妙に心が落ち着くんですよー。「ああ、これが私の本来の格好なんだ。私は本質的に女性なんだから」という自覚が更に強くでてきた証拠でしょうね。
ヨカッタヨカッタ。

>めあさん♪
あはっ☆、オーバーオールで出掛けられるようになりましたね♪。この間まで家の中だけだったのにね。そうやって、一歩ずつ嵌まっていくんです(笑)。
でも、あたしはめあさんの状況に詳しくないから、失礼な話をしちゃったらゴメンナサイですけど、女みたいな格好なだけなら大丈夫だと思うんですよ。女っぽい服装だけど、男が着たとしても可笑しくない格好って事でしょ?。それなら回りの人にしても、だんだん慣れてくれると思うんですよね。
問題は、もう一歩先に進んだ時だと思うんです。スカートはやっぱりシンボルなんですよ。男の人は穿かないものなんですよね。それとメイクかな。男性メイクもあるけれど、めあさんが望むとしたら女性のものでしょ?。そうなってくると、自分の割り切りだけじゃ通せない事もあると思うんです。特にご家族と一緒の場合にはね。
図々しさも必要だと思う。割り切る事にしてもそう。どんどん吹っ切って、どんどん解放されていけば、どんなにか素敵な人生になるかと思うんです。だけど、めあさんって、あたしよりずっと深いトコロにいますよね?。あたしよりもずっと深い悩みを持っていたと思うんです。そうすると、将来に向けて、ちょっと計算があっても良いかなってね。そんな風に思うんですよね。・・・いえ、別に足を引っ張るつもりじゃありませんけども。
あたしは女装して家を一歩出た瞬間に、ホッとするんです。『良かった。あたしがあたしの格好してここにいる』ってね。もちろん家の中にいても、そう思う瞬間はあるんだけど、それを確認できるのは、お出かけした時だったりするんですよね。
めあさんもひとつひとつ、本来の自分を楽しんでもらいたいなと思うんです。で、家の中だったらスカートでも良いのに。部屋の中だけだったらね☆・・・って、買うだけでも大変なんですよね♪。
髪の毛・・・、肩の下まであるのかあ。羨ましいな。あたし前は、さすがに腰まではなかったけど、背中まで十分あったんですよね。茶色く染めて、ソバージュかけて。ただ、その頃って、まだ自分の中で折り合いがつかなくって、ほとんど女装しなかったんですよ。今考えると、勿体ないことしたなあってね。ちょっと後悔してるあたしなんです。

そーなんですよ。とうとうオーバーオールで外出するまでにこぎつけちゃいましたよー。

ただね、私の家は大通りに面していて、さらに家の前には団地があって、玄関を出るときに団地や大通りからまる見えなんで、「常に見られている」っていう意識が付きまとうんですよ。だからオーバーオールで家を出る時には相当勇気がいりますね。
それでも、「かまうもんか! 笑いたけりゃ笑え!」って割り切って外出したりしてます。でも近所での評判は「長髪で女装した変態」ってな風にとられているみたいなんですよねー。これがちょっと、いやかなりの悩みです。

あと、これは家の中、特に自室に居る時のことなんですけど、こんな風に
http://www.angelic.jp/~biolloyd_mea/diary/pdgpc05b/pdgpc05b051203.png
「んっ! あたし、かわいい! 女の子の心になろうとしてこんなに努力している自分がかわいい! あたしはこんな自分が大好きよー!」と言って、自分で自分をギューッと抱きしめてます。(笑)

吹っ切れたせいもあって、本来の女性としての自分が大好きになった、これだけでもかなりの進歩なのかなー、なんて思ったりしてます。

>めあさん♪
うーん、どうなんだろう。女装ってとられちゃうかな?。女っぽい格好と思われたとしても、女装とまではみてないと思うんですよね。・・・といっても、気になるのよね(笑)。自分の心の中がそうなんですものね♪。
それとね、この『かわいい!』ってのは、よく分かります♪。もちろんホントにあたし可愛いんだけど(嘘)、努力してる、近づこうとしてるって思うと、つい腕に力が入っちゃうんですよね。この日の日記は本音?。いえ、この日だけじゃないけれど、本音がポロポロと零れてますよね。特にこの日のはそう思えるんです。
本来の自分が大好きって、いい事ですよね。あたしはずっと自己否定を続けてきて、自分が好きも嫌いもなく、本質を『ない』事にしちゃってましたからね。ここ数年、やっと自分が好きになったけど、若い頃ってそう思う事がなかったから、その頃の自分を可哀想と思っちゃいます。まあ、間に合ってよかったのかもしれないけど、自分を抑えられない自分もいるから、なんとも言えないんですよね。
うん、進歩だと思いますよ。もっともっと自分を好きになってください♪。そして、自分を理解してもらいたいと思います。

やっぱり、ネット上だけのこととはいえ、むつみさんと出会えて本当にヨカッタです。
今まではただただ一人で悩んでて「私ってもしかしてただの変態なのかな?」とかも思ったりしたこともあったけど、今はこうして話せる相手が居るだけでも精神的に相当救われてます。同じ考えや願望を持つ者同士ってことで、気兼ねなく相談とかできますからね。
まぁ、あまりしゃっちょこばった言い方をすると堅苦しくなっちゃうんで、今後も気軽にお話しましょ。

あの日記はモロに本音ですよー。女の子としての自分がかわいい! 大好き! って抱きしめるのは、毎日何回もやってます。(笑) んで、こうも思うんです。私はまだまだ男としての心が占領してるもんだから、「あたし、完全に女の子の心になれるように努力する! まだ先は長いんだから絶対なれる。だいじょうぶだよ、うん」って自分に言い聞かせてます。たとえば外出してて、誰も見てない時にベンチとかに座る時なんかは内股座りにしたりとか。かがむ時も内股でかがんだりとか、たったかたったか走る時も内股で走ったりとか。だってそういう風にしている時って、ホントに心から幸せなんですもん。あとは人前でもできればって思うけど、女装してないもんでさすがにそれは…まだできないー。
あせらずに少しずつでいいから、前進していきたいですね。

>めあさん♪
たぶん、女装者にしてもトランスジェンダーにしても、みんな一度は自分の事を変だと思ってきたんじゃないかしら?。変、おかしい、変態・・・ってね。前にもお話ししたけれど、あたしはその時にない事にしちゃった。だから、これだけ時間がかかっちゃったんだと思う。やっぱり、キチンと向かい合わないとダメですよね。
もしかしたら変じゃないのかも・・・って思ったのは、ネットがキッカケでした。あたしだけじゃないんだ!って事が、スゴク嬉しかった。うん、だけど、やっぱり少数派なんですけどね。それでも自分だけじゃないってだけで、世界が逆転するくらいの驚きだったんです。
『出会えてヨカッタ』と言ってもらえると、あたしもありがたいです。だけど良くないかもよ。あたし、悪い人かもしれませんからね(笑)。
本音かあ・・・、可愛い♪。なんにしても、一歩ずつなんですよね。気持ちにしても、服装にしても、仕草にしても、生き方にしても・・・。あたしもまだまだ勉強中だしね。だけど『長いんだから絶対なれる』って思っていれば、ホントに大丈夫だと思います。
うん、あせらないでね☆。今こうして時間をかけて変化してるのも、めあさんの人生の中で大切な時期だと思いますから・・・って言っても、どこかで走っちゃったりするかもしれませんけどね♪。

> だけど良くないかもよ。あたし、悪い人かもしれませんからね(笑)。
そっかー。じゃぁむつみさんから高い壷とかハンコとかを売りつけられないように注意しよっと。(笑)

冗談はともかく、私もネットがきっかけでした。女性化願望を持っている人とか、女装が好きとか、そういう人って、私が思っていた以上に多く居るもんなんだなーと思ったものでしたよ。
それでやっぱり私も「こんな願望を持っているのは自分だけじゃないんだ」って安心したものです。ネットを始めてからやっと心が本来の方向に動き出したというカンジです。
やっぱり、一人で悩んでいるのはよくないですね。誰か同じ考えの人とお話するのがイチバン安心します。

>めあさん♪
やっぱりネットは大きいですよね。あたしが若い頃(笑)なんて、情報が少ない上に歪んだ形で入ってくるものだから、ものすごく特殊な事だと思っていたんです。まあ、実際にポピュラーじゃないとしても、こんなにたくさん同じ悩みを持つ人がいるなんて考えられませんでした。
ただ、一人ひとりやっぱり違いますからね。たくさんの人の考え方に触れながら、自分のポジションを見つけるキッカケになればイイなと思うんです。
うん、一人はダメだよね。だけど、リアルで話ができる人が見つかるのが、一番いいんですけどね・・・。

リアルでの会話相手は、今のところまだ居ないですね。ただ、家で同居している母親とよく話すんですけど、たとえば私が「夢の中で小学校一年生くらいの女の子になってて、フリフリのかわいいドレスを着てた」と言ったら「あはは、あんたそういう願望あるんじゃないの?」と笑ってました。
まぁ母親ですから大きな目で見てくれているんでしょうけど、これが他人となると、気軽にそういう願望を打ち明けることはできないです。早く見つけられればいいな。

>めあさん♪
うーん、あたしは冗談っぽくでも、両親や弟には言った事なかったな。結構自分の中だけで抱え込んじゃう性格なんですよね。
家族はね、きっと解ってくれると思うんですよ。冗談っぽい言い方でも、本気で話をしたとしても。もちろん本気で話をしたら、最初は戸惑うかもしれません。だけど、最後は味方になってくれると思うんですよね。でも、だからこそ両親や弟には話をしたくないと思っちゃうあたしがいたりします。
リアルで他人は、待っていたら無理ですよね。女装者が集まる場所とかありますから、そういうトコロになるのかな?。もっともそのためには、女装外出できるようにならないといけないのですが・・・。

家族、特に母親には「自分は本当は女の子に生まれたかったんだよねー」と言うことがたまーにあります。
言ったところでどうにもならないけど、言うことだけでも気持ちがスッキリしますね。
家の中でオーバーオールを着て髪の毛を肩までおろして、いかにも女の子らしい格好でいても、特に何も言われません。ただ、「その格好で外出するのだけはヤメてほしい」とは言われます。
家の中だけだったら、家族も認めてくれるんじゃないかなーと思いますし、むつみさんの「家族はきっと解ってくれる」っていうのも頷けます。

さすがに「女装して外出してもいいよ」とまで言ってくれるまでには相当時間がかかりそうですが。(笑)

>めあさん♪
ご家族との関係は、ホントにゆっくり進めなければいけないと思います。自分の気持ちとのバランスなんですけどね。もしも自分の中だけで納める事ができるのなら、カミングアウトするべきでないというのがあたしの考え方です。
まだ自分の話になっちゃいますけど、あたしは女に生まれたかった。女だったら、どれだけ良かったかと思います。だけど・・・男なんですよね、現実的に。そして、あたしはそれは仕方ない事だと思ってるんですよ。こういう時GIDの人だと、自分が間違った性に生まれてきたと考えるようです。こんなはずじゃなかったってね。違う体の中にいるって・・・。
だけど、あたしのはそこまでは思わない。これって、あたしがGIDじゃないと自分で思う、決定的な理由のひとつなんです。だから、あたしは自分の中に納められるんです。それでも薬に頼っていたり日記の中で大騒ぎしたりして、中途半端なポジションにいますけどね。まあ、否定時期が長すぎて、いい年になっちゃったって事もありますけど(笑)。
さて、あたしの母。本気でぶつかっていけば、分かってくれると思うんです。そしてあたしが男に生まれた事って、ホントに仕方ない事なんです。だけど・・・きっと、生んだ自分を責めるよね。辛い思いをさせる事になると思う。だから、あたしは言いたくはないんですよ。もしも、自分の中だけで納める事ができるのならですけども・・・。

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