むつみの30日間入院生活

入院した事ってありますか?。あたしは・・・一度だけ。事故でですけどね。前にお話しした、救急車に乗った話はその時の事。えーと、22歳の誕生日を病院で迎えたんだな(笑)。まあ、あたしの運転ミスで起きた事故なわけで、何も言える立場じゃないんですけどね。ただ、車はグチャグチャに潰れたわりに、あたしの怪我はたいした事なくて、膝と瞼を縫ったのと肋骨を折ったくらい。だけど、あばらを折った時に内蔵を痛めちゃって、なんと30日の入院生活になっちゃったんです。

最初はいいんです、寝てるだけだしね。まあ、両親はたいへんだったと思いますけどね。だけど、1週間が過ぎて食事もできるようになってくると、する事がないのが辛くなってくる。当たり前の話だけどいきなりの入院じゃないですか。準備も覚悟も何もなかったんですね。だいたい、Martinのアコギを買った数日後だったんですよ。ホントにに弾きたくて仕方なかった。だけど、病院にギターを持ち込むわけにはいかないから、代わりにウォークマンと山の用にアルバムを持って来てもらったんです。

あたしは高校時代から音楽にハマって、20歳前後は相当無理な聴き方をしていた。自分の許容量を越えるような感じだったんですね。で、仕事もしてたわけで、次から次へと新しいアルバムは聴くけれど、前に聴いたのを振り返る余裕がなかった。それを取り戻すべく、一日中病院のベッドでヘッドホンをしてたんですね(笑)。

これが、今考えるとスゴク自分のためになった思います。一日10時間は時間があるわけでしょ。もうジックリ聴けるんですよね。全ての曲を、全てのフレーズを覚えるくらいのつもりで、毎日集中して聴いていた。名曲といわれるものは全ての小節を頭の中で再現できるようになってくる。気になるプレイがあれば他のアルバムと聴き比べたりして、いろんなミュージシャンの特徴も覚えてくる。ちょうどいい機会だったのかもしれません。この時間があったからこそ、あたしは音楽の知識を深める事ができたと思うんです。

そのかわり、30日もロクに動きもせずベッドにいるものだから、ものすごく体力が落ちちゃいました。退院した日なんて、チョット買い物に行っただけで疲れちゃう。人間少しは動かないとマズイって事を、証明してしまったあたしだったのでした。

posted by 進藤むつみ on Autumn, 2006 in 雑記

comments (13)

すさまじい・・・。30日も違うベットで寝るなんて。大変なんてもんじゃないですね。十月十日家のベットで監禁(動いたら赤子が出るとのこと)されてたことはあったけど、あくまでも自宅なんで・・・病院は4日までが限度。2日目には半狂乱で(笑)今思えばもう少しいい時間の使い方すればよかったなぁって(笑)

最後の3行、激しく同意です!!!!!
あんなに動きまくってたのに、退院後に膝が痛くなるなんて。
普段の生活って意外と体力使ってるんだな〜と改めて思いました。
私はこないだの入院生活は、自分の体の事とか友達の事とかを
すごく考える機会になったな〜と今では思います。
その時は帰りたくて帰りたくて泣いたりしてましたが(笑)。

>くみさん♪
まあ、あたしは枕が変わっても平気で眠れるタイプなもので(笑)。
けど、これだけ音楽を聴いてたのは、ただの意地ですね。自由がなくなっちゃって、やり所のない思いをヘッドホンにぶつけてただけ。だって、せっかくの時間を趣味に費やすのなら、仕事や勉強のために使った方が有効だったわけですから。
4日・・・そのくらいは、ただ眠ってたら過ぎていったような気がします(笑)。

>まろさん♪
まろさんは随分動き回ってたような気がするんだけどなあ。まあ、普段の生活と違うのもあるけれど、やっぱり入院生活が長かったって事もあるのかも。だって、結局1ヶ月近くなっちゃったわけですものね。
と、あたしも友達の大切さは感じたけれど、事故だったから体の事はあまり考えなかったな。うん、スープを飲む事もしなかったし。だけど、なんだかんだいっても、考える時間がとれるって大切な事かもしれませんね♪。
そうだよね、早く出たい!って書いてたよね(笑)。

 入院かぁ。何度かやってます。
 自慢してみます。
 就職したばかりの頃、工事現場で足場から転落して、肋骨の剥離骨折で1週間。
 8年くらい前に、交通事故で左右鎖骨骨折で、2日入院(手術なしの治療だったために2ヶ月自宅療養)。
 一昨年、出勤途中に、右足の腓骨・脛骨骨折で、3週間。その後の抜釘手術で2週間。

 仕事休めて嬉しいと思ったけど、それも一週間が限度ですね。足を折った時は、病院にPowerBookを持ち込んでCADやExcelで多少の仕事をしてました。

>びといんさん♪
おお!、輝かしい戦歴だ☆・・・って、違うか(笑)。だけど、みんな怪我で病気が一度もないのは何故?。
交通事故っていうのは、前にうかがった『家に帰りたい』って無意識に言った時のですよね?。そうか、入院は短かったんだ。だけど自宅療養でも、そのあと2ヶ月っていうのは耐えられないな。
一昨年の骨折は、ブログにも書かれてますよね。3週間・2週間かあ。やっぱり、こっちのほうが辛いですね。あたしの30日を上回ってるんですものね。プラス、就職したばかりの頃のがあるわけだとすると、人生のうちトータル2ヶ月半は入院or療養してたって事ですか?。
確かに嬉しい・・・というか、許されるのは1週間かな?。あたしは仕事が営業だったから、仕事を持ち込んでってのもできなかったんですよね。まあ、知識を仕入れるために多少の勉強はしてたけど、結局上のレスでも書いたけど、やり所のない思いが趣味に向かっただけのような気がしますから。

 全部事故で、しかも労災。
(鎖骨骨折も、仕事で移動中の車でした)

 高校生の時に原付でコケで手の親指を骨折した事や、結婚直前に酔っぱらってるのに自転車に乗って帰ったら側溝にハマってフェンス顔面ぶち当てて唇裂傷とかもあるんですけど、それらの時は入院はしなかったです。

 怪我自慢なら負けないかも(笑)。

>びといんさん♪
あたしも入院は労災だったんです。助かった。うん、元は取りましたね・・・って違うか(笑)。
えっ?、怪我自慢ですか?。あたしはギプスをする程の重度の捻挫と、オートバイに乗ってたから派手にこけた事もありましたけどね。オートバイが動かなくなっちゃうくらいだったのに、あたしは上手い具合にコロコロと転がってたいした怪我じゃなかったな。びといんさんには敵いそうもありません・・・って、怪我を自慢しあってどうする(笑)。

入院は盲腸で1週間。  怪我では無いです(爆)

リンクの記事読み直したんですが、今わしはそれに近いことしてますねぇ。  最近は少々ペースダウンしましたけど。  本当に好きな音楽を限定すると言うのはまだまだ出来そうにありません。  其々の違いを愉しんでいる段階ですからね♪

わしも手術で一番怖いと考えるのはやはり眼の手術ですね。  今時は白内障クラスは部分麻酔ですからしっかり意識はありますものね。  想像するだけで怖い(汗)  ホラーでも眼球に針とかが迫ってくるシーン、吐きそうになるくらい怖いです(ぶるるっ☆)

>usagi3さん♪
このまま怪我派が優勢のまま終わるのかと思ったら、久々に病気派の登場☆。ほお、盲腸ですか。そりゃあ入院しないわけにはいかないですよね。
眼・・・ですね、やっぱり。直接的に怖いってだけじゃなく、手術が上手くいかなかったら・・・っていう恐怖もあると思う。たぶん、眼って体の中で大切なトコなんですよ。だからこそ迫られたら怖いって思うんじゃないかしら。

確かにusagi3さんの今の聴き方は、あたしの過去記事の時と同じ感じですね。だけど、そういう時期って絶対必要だと思います。そうでもしないと追いつけない。たくさん聴くからこそ、初めて見えてくる事ってあると思いますから。
あたしはフォーク→プログレ→ハード・ロックって経由して、10代の終わり頃にはルーツ系アメリカン・ロックに辿り着いていたんです。だけど、まだまだ聴きたりなかったし、他にビックリするようなのがあるんじゃないかと思ってた。うん、ビックリするようなアルバムって、いくらでもでてくるんですよね。だから20代の後半の一時期を除いて、それからもずっと年200枚ペースで聴いてきて、実はここ数年、ようやくペースが鈍ってきたトコロ。全部聴く事ができないっていうのに、ようやく気が付いたんですね(笑)。今はかなり肩の力が抜けた感じがしています。
その時に馴染めなかったアルバムも、2〜3年寝かせると全然印象が違うのもありますからね。usagi3さんには、目一杯のめり込んでもらいましょうか☆。もちろん楽しんで聴く事が大切なんですけども♪。

肺に穴があく病気「気胸」で2週間入院しました♪
風邪だと思ってて…でも横になると苦しくて、布団の上に正座して屈むようにして寝てて、「これはおかしい…病院に行って風邪薬をもらって来よう」思い、翌日病院に行ったら「肺に穴があいてるね、入院。」「…今ですか?」「今すぐ。死んじゃうよ?」「…」っていう流れで2週間(笑)
この気胸の怖い所が、人間、深呼吸すると安心するじゃないですか? でも深呼吸できないんですよ…「すぅーーーーー」が「すっ…」で…
治療方法の第一段階が、脇腹をちょっと切って肺の穴があいているところまで管を通して、自然に空気が抜けるのを待つ。っていうのと、それでもダメなようなら〜手術。っていう感じなんですけどね、私…麻酔ってあまり効かないんですよね…管を押し込むんですけど、すっごい激痛で! 一方の手でベッドの柵を掴んで、もう一方を看護婦さんが握ってくれてたんだけど…もんの凄く握りしめてた覚えがー(笑) まぁでも握力ないので大した事なかったかもーと独りいい訳してます(苦笑)
病院のベッドだと、上半身部分を上げられるので寝るのは楽だったなー
今から5〜6年前のお話♪

>fudabaさん♪
やっぱり怪我と病気だと悲壮感が違うような気がします。まあ、怪我でもたいへんなケースはあるんだけど、あたしの単に長引いただけの入院に比べると。だって『死んじゃうよ』で、いきなりで2週間ですものね。
これって、以前に肺の調子が悪かったって事はないんでしょ?。そういう事があれば、思い当たりますものね。深呼吸できない・・・。イヤだな。なんか、自分の体を見回しちゃった。どこも悪くないよねって。
だけど、わき腹を切る?、管を通す?、空気が抜けるのを待つ?、・・・しかも麻酔が効かないって、ああ、眩暈がしてきちゃう。で、握力がないですって?。分かりませんよ、火事場の馬鹿力っていいますからね。実は、看護婦さんの手を握りつぶすような勢いだったかも(笑)。
こういう話をお聞きすると、やっぱり健康第一なんだと思います。その後は影響ないのかしら?。・・・きっと最後を『♪』で締めているくらいだから大丈夫ですね♪。

予兆はまったくなかったですね〜
ほほほほ、でも腕力もないんですよ、私。高校の時、クラスの女子全員と腕相撲して全敗したんですから(爆) やれやれ…(苦笑)
さて、火事場の馬鹿力が発揮されたかどうか? …どうだろう??(笑)

>fudabaさん♪
予兆がない事はともかくとして、そんなに腕力がない事を自慢されてもな(笑)。全敗ですか?。いえ、あたしも高校の頃、腕相撲で女の子に負けた事ありますけどね。さすがに全敗って事はない・・・っていうか、それは酷すぎる(笑)。
結構、馬鹿力は出ると思いますよ。うん、力だけじゃなくってね。やっぱりここぞって時には、人間限界までの能力が出てくるような気がします。

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