辿り着くのはいつも髪の毛

先月、思い切って髪の毛を切ったんですよね。耳を全部出したのなんて、いつ以来か覚えてないくらいに。まあ、いろいろあったわけでして、切る事については仕方なかったと思っているんです。それに、美容師さんはあたしの気持ちを分かってくれてるから、それだけ短いのに女っぽい髪形っていうのがサスガだとも思いました。

そう、完全に女性のショート・カットなんですね。切った当日はこそ鏡とにらめっこしてたけど、次の日曜日には平気で女装外出できましたもの。いえ、図々しいだけという話は置いといても、ウィッグはもうどうしても被りたくないんです。一昨年くらいまではウィッグを鎧みたいに思ってて、地毛で出かけるなんて考えられなかったんですけどね。まあ・・・、やっぱり図々しくなったって事なんでしょうか（笑）。

それくらい満足した髪形だったんだけど、実は盲点があったんですよね。これだけ短いと、チョット伸びただけで目立っちゃうんです。今日でちょうど一ヶ月半なんだけど、今までなら気にしなくてもいい時期なのに、もうボサボサ（汗）。先月切ったばかりの時よりも女っぽくなくなっちゃってて、たぶんここ数年で一番男らしいあたしなんですよね。ホントに、ショートの場合１ヶ月で切らないとダメだと思いました。

だから、仕方ない、日曜日に美容院に行くつもりなんですけどね。どうしようかなと考えてるんです。男性モードでは男らしくても、女装した時はこの方が自然なんですよね。やっぱり、チョットでも長い方が良いのかなと。そうすると、先月レベルまで切るんじゃなくて、毛先を揃えるだけにしたくなる。いや、だけど、切らなきゃいけなかったから切ったわけで、元の木阿弥になっちゃいそうな気もするし・・・。

悩み事で辿り着くのは、いつも髪の毛なんですよね。女の人にとって髪は命かもしれないけど、女装者にとっても同じだなと思うあたしなんです。