小松菜を野沢菜みたいに漬けてみる

年末に今年は野沢菜を漬けられないって嘆いていたら、『野沢菜とは兄弟だから、小松菜はどうですか?』ってコメントをいただいたんですね。ほほお、だったら小松菜を野沢菜みたいに漬けてみようかと、検索するあたし。そうしたら、同じ事を考えてる人っていうのはいるもので、そういうページがヒットするんですよね。だけど・・・、やっぱりあたしの好み味とはチョット違ってた。

だから、進藤むつみが小松菜を漬けたらこうなる・・・っていうのを、日記に書いておこうと思うんです。まあ、小松菜の旬は終わっちゃいますけどね。来年のための自分メモという事で☆。


【材料】
小松菜 250g
塩 小さじ1杯
鷹の爪 2本(そのまま)
黒砂糖 ひとかけ(5gくらい)
昆布 5cm(細く切る)

  1. まずは小松菜を洗います。根っこはそのままで。食べる時に切る方が漬けやすいですから。
  2. 熱湯をかけてしばらくおくと柔らかくなるので、二茎づつビニール袋の中に入れていきます。最初は根を左にしてU字型に、次に、根を右にして逆U字型に重ねる・・・の繰り返しなんだけど、その合間に塩・鷹の爪・黒砂糖・昆布をふって下さい。全部入れ終わったら、ビニール袋の口を縛ります。
  3. 大きめのタッパーにビニール袋ごと小松菜を入れ、重しを乗せます。4日くらいで、小松菜漬けの出来上がり☆。

見た目はもう、まんま野沢菜なんですよね。食感も野沢菜。味は・・・湯通ししても小松菜は苦みが残るし、やっぱり野沢菜のが深みがあるかなあ。それでも、市販の保存料や科学調味料がたくさん入った野沢菜とはチョット違う。この自家製野沢菜もどき小松菜漬けは、なかなかあたしのお気に入りになったのでした♪。


で、少し追記。

小松菜をビニール袋の中で塩揉みすると、一気に水が出て一気に漬かります。ただ、なんかインスタントな感じっていうか、深みがない。あたしの求める味とは違うんですよね。野沢菜はひと月かけて漬けるわけだけど、まあ、そこまではいかなくても、じっくり漬けていくのがいいんだと思います。だから、重しを乗せた時にも、あたしはギュッ・・・と押さえつけたりはしないのでした。

その重しなんだけど、水が出るまで重めにして、その後は軽くしていきます。あたしは最初の一日は2kgを乗せて、だんだん軽くして最後は300gの石を乗せている。えっ?、面倒?。ずっと重いままだと漬け物が硬くなるんですよね。まあ、軽くしないまでも、一日に一回はかき混ぜた方が均一に漬かるかもしれません。

ビニール袋に入れてるのは、少ない量を漬けるため。もっと大量に漬ければタッパーの中で水がいっぱいになるんだろうけど、残念ながらそんなには食べ切れなかったりします。冷蔵庫で1週間はもちますけどね。専用の漬け物器なんかを買えばいいのかもしれないけど、まあ、あり合わせでなんとかしちゃうあたし。2kgの漬け物石は持ってたけれど、軽い石は拾ってきたのだし(笑)。

塩は、あたし的にはこれだと少し強めです。ただ、一般的にはチョット少ないかも。塩梅はどうしても好みの問題になるので、調整して下さいませ。

野沢菜は、本来塩と唐辛子だけで漬けるのが基本なんです。ただ、その家の隠し味っていうのがあるんですよね。あたしが教えてもらった家では、黒砂糖を入れていた。まあ、それだけだとかなりシンプルな方で、昆布や煮干しや柿の皮やミカンの皮やリンゴとか醤油とか味噌とか酒とか、ホントに家によって色んなものを入れている。だから、小松菜漬けでも色々と試してみると面白いかもしれません。・・・そうか、醤油は1滴落としてもいいかもな。次は試してみようかな。

もしも小松菜漬けを作られたら、納豆+小松菜漬けをお試しください。納豆1パックに小松菜2茎くらいかな?。細かく切ったのを混ぜ合わせて、あったかご飯でいただくんだけど、これがもう美味しいの☆。あたしがこの野沢菜風小松菜漬けを作ったのは、小松菜納豆を食べたかったからって話もあるくらいですから(笑)。

posted by 進藤むつみ on Winter, 2010 in

comments (2)

pecoは、市販しなかった。

>peco♪
そりゃあpecoは市販してないんだけどさ、最近なんかコメント短くない?。別に設定とかあるわけじゃないしなあ・・・、何でだ?。

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