進藤むつみの調味料のこだわり

3年くらい前、進藤むつみの野菜のこだわりって記事を書いた事があるけれど、あたしは今でも相変わらず地物の野菜にこだわってます。・・・っていうか、最近は鷹の爪やニンニクまでそうだから、もしかしたら前よりも加速してるかも。作ってる農家の人の顔が見えるっていうのが、あたし的には安心なんですよね。その続編というわけじゃないけど、今回は調味料のこだわり。調味料っていっても、基本調味料かな?。さしすせそ・・・あたりのお話です。


調味料のうち、地物にこだわってるといえば『味噌』くらいでしょうか。まあ、味噌は全国の生産量の4割が信州味噌って言われてるから、当然と言えば当然の話。あとは、国産大豆を使ってるとかはやっぱり気にしていたりする。だけど、それ以上に『本来の作り方』をあたしは気にしてるんですよね。

例えば醤油。大豆を丸ごと使って作る丸大豆醤油が、本来の姿だとあたしは思うんです。原材料としては『大豆、小麦、食塩』ですか。だけど、多くの醤油の原材料って『脱脂加工大豆、大豆、小麦、食塩、アルコール』って感じなんですよね。脱脂加工大豆・・・って、『食用油を搾った後の大豆』だそうで、戦後GHQの指示でそういう作り方を始めたそうです。

これさ、脱脂加工大豆を使って、それで美味しい味を出すのがメーカーの技術力って話もあるんですよ。昔からの作り方だと、お金も時間もかかるからって。確かに、どちらの作り方にも良いトコ悪いトコがあるんだと思う。ただ・・・、やっぱりあたしは違うと思っちゃう。頭固いって言われるかもしれないけれど、昔ながらの作り方があたしは安心できる。だから、そのへんが進藤むつみの調味料のこだわりだったりします。


そうすると、酢の原材料は『米』ですよね。味噌は『大豆、米、食塩』。・・・あ、信州味噌だから米ね。そういえば、だし入り味噌とかあるじゃないですか。これって応用が利かないと思いませんか?。あたしの場合、だしを自分でとるのって味噌汁くらいで、だいたいは市販のだしを使っちゃってる。だけど、料理でも味噌そのものを使って、だしはだしとして加えたいから、そう言う場合ってこの味噌の場合どうするんだろ?・・・って思っちゃうんです。

えーと、あとは塩か。塩は自然塩。ナトリウムだけの食卓塩だと、直線的な味になるような気がするんです。混ざり物がある方が複雑な味わいになって好み♪。だけど・・・、砂糖は黒砂糖と三温糖を併用してる。混ざり物がある黒砂糖の方が美味しいのは分かるんだけど、全部の料理にはあたし的にはちょっとツライような気がしてる・・・

・・・のと、値段の問題もあるんですよね。どの調味料にしても、こういうこだわり方をすれば高くはなる。だけど、別に最高級品を買おうっていうわけじゃないんです。許せる味と内容で許せる値段の商品を買ってるわけで、一人暮らしで使う量なんてたいした事ないから、値段の差はそこそこで収まったりする。まあ、そうして財布と相談するようなこだわりなのが、情けなかったりするんですけどね。

posted by 進藤むつみ on Summer, 2009 in

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