その名前にいつわりなし

昨日の続きみたいになっちゃいますけど、あたしはキーマカレーって好きなんですよ。お家で作る回数も一番多いかしら。だけど昨日お話ししたような、完全にドライタイプのキーマカレーを、最初に食べた時は驚きました。「確かに、キーマには間違いないけど・・・」って。キーマって挽き肉の事ですものね。まあ、先にドライタイプを食べた人は、「スープがある!」って、逆に驚くんでしょうけどね。

それで、別のお店の事なんですけど、ある時ビーフカレーを頼んだんです。頭に浮かぶのは、柔らかく煮込まれた牛肉のカレー。たぶん、みなさんそうですよね。それなのに出てきたカレーは、カレーライスの上に一口大のステーキが乗ってるんです!。あたし、こういうビーフカレーって、はじめて見たわ。いえ、名前のとおりです。ビーフカレーには間違いありません。

カレーの話ばかりじゃなくて、居酒屋さんでの話もしましょうか。よく通ってたお店で、日替わりメニューにニラ玉があったんですよ。これ食べたいな・・・って、頼んだんですよね。そうしたら出てきたのは、溶き卵(生)の中にポン!と置かれたニラのおひたし!。これもそうです。その名前は嘘ではありませんでした。

どちらも美味しかったんですよ。ニラ玉なんて、その後お家でも作るようになっちゃったし(笑)。だけど、あたしって頭が堅いのかしら。前にお話したソースかつ丼もそうだけど、きっと、どういうものだって決めつけてるんですよね。だから「確かに名前どおりなんだけど・・・」って、思ってしまうのでしょう。

それとも「名前にいつわりはないけど・・・」って、誰でも思う事があるのかしら?。

posted by 進藤むつみ on Autumn, 2004 in

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