あなたを諦められるなら
あなたはあたしの手を引いて
そうしていきなり手を放す
たまにはあたしを持ち上げて
急に気ままに手を放す
あたしは何だかわからないまま
どうしていいのかわからないまま
いきなり 彷徨うしかなくなってる
ああ あなたを諦められるなら
こんな苦しさから逃れられるのに
いつでも未来を語るから
あたしも一緒に夢見てる
だけど あなたは風船みたいに
急に気ままに飛んでいく
あたしは何処にいればいいのか
待ってていいかもわからないのに
それでも戻ってくるのを信じてる
ああ あなたを殺してしまえたら
魂だけでもあたしのものなのに
この詩を読んでふと思い出しました。
惜しみなく愛は奪うものなり。はるか昔に読んだ有島武郎の薄い(厚みが)本です。
ふと思い出して本箱から埃を払って読み出したところ、む、難しい。
もしかしたら、この本は読んでいなかったかもしれません。だれかがこの本についてやさしく解説したのを読んだのかも。でも、今はその内容も忘れてしまって。(^^;)
愛するものを鳥かごの中に入れて望むものをすべて与えたとしても相手から自由を奪うことになる。本当の愛とは相手が何かを奪われていることに全く気づいていない。いや、実際何も奪われていない。でも、愛する方は惜しみなく何かを確実に奪い尽くしている。愛は惜しみなく与えるものだということの逆説だったのですが、これじゃわかりませんね。でも、何か深っぽくありません?(笑)
>poppoさん♪
そんな・・・、こんな詩から文学を思い出されると恥ずかしいんですけどね(汗)。
無償の愛は理想だと思うんです。愛する人のためだけを思う事ができれば、こんなに素晴らしい事はない・・・と思うんだけど、なかなかね(笑)。悟りを開けるようなあたしではありません。どうしたって、自分の事ばかり考えてしまいます。だけど、あたしの事を気にしてもらうのだけは、最低条件だと思うんですよね。
それと、前は自由が一番と思ってたんだけど、最近は自由は奪われてもイイかな?と思うあたしなんですよね。
・・・・壮絶やなぁ~・・・・。 と思ったんでコメント1番は控えさせていただきました。 のっけからこんな感想はイヤでしょう(笑い)
いや、最後の『殺してしまえたら』ではなくて、冒頭の引いては突き放す描写がね。 これはツラいですよね。 こうして夢を追う男は大事な人を失うんだ・・・。 だから最後の2行で彼女がまだまだ深く愛してる事を感じて結構これで救われるかな? これで『疲れました・・・・』とくるとどっぷり・・・(汗) ま、この2行をストレートに取っちゃうと怖いですが、これもやっぱり恋愛の歌ですね。 幸せになって欲しいです。
>usagi3さん♪
ね、彼女可哀想ですよね。
男は分かっていないのでしょうか?。分かっていて自分の夢を追っているのでしょうか。まったく、どうしてこんな思いをしなければいけないのでしょうか。
それでも自分のものにしたいと思っているから、ラヴ・ソングなんですよね。だけど、疲れて諦めてしまった方が、幸せかもしれないんですよね・・・。
私難しい話は苦手なのに、ましてや愛の話なんて。
思いついたら書いてしまう、そんなコメントなので、軽く見てくださいね。
でも、有島武郎ですか、わけわかんないんですよ。
もし相思相愛なら、お互いにすべてを奪いつくした結果、2人は1人となる。
まあここまでは、かっこいいとか思うんですけど、次が変です。
よって、情死もありである。といって、みずからそれを実践してしまったという。
何でいきなり情死に飛ぶかな。当時の流行だったんでしょうか。
というわけで、別に有島武郎を信奉しているわけではありませんので。(^^;)
むつみさんの言うとおり相手が全く気づかなければ愛なんて続かないですね。
片思いの経験はありますけど、今にして思えばあれは愛じゃなかったです。
何という自分に似つかわしくない話題を書いてるんでしょう。(大汗)
何かすごい時間ですが、今まで仕事してまして、これから寝ます。Zzz
別に忙しいわけじゃなくて、仕事は夜の方がはかどってしまうんです。(^^;)。
>poppoさん♪
あたしは恋愛自体が苦手な上に、恋愛の話も苦手なのですが(笑)。
どこまで奪い尽くしたのか、そしてどこまで一人になったのか・・・なのかなあ。たぶん、それはアリだと思うんですよ。流行でもないと思います。飛んだじゃなくて、直結したんじゃないかしら。よく分かりませんけども。
それと、『今にして思えば』って事は確かにあります。だけど、まっただ中にいるその時は必死なんですよね。もう、どうしていいか分からなくなっちゃうくらい。ただ、それをひとつずつクリアしていくから、成長できると思うんです。キチンと向かい合う事って、スゴク大きいんですよね。過去にそこで流しちゃったから、あたしはつまらない事で苦しんじゃうんだと思うんです。