そんな小さな約束なのに

腕を組むだけでも 照れていたあなたは
寒いからねって いつも言い訳してた
誰に見られたって 困りはしないのに
あたしはいつだって くっついていたいのに

春になる頃には慣れてほしいって 指切りしながら腕を組んでた

過ぎた季節に取り残された そんな小さな約束なのに
急にあなたを思い出しては あたしは心が締めつけられてる


季節が変わったら テニスをしようって
あなたが言ったのは まだ雪の降る季節
プレイしてるあなたを 見てる方がイイと
運動が苦手な あたしは逃げていた

一人 テニスコートを横目に歩く道 そんな約束はどこへ消えたの

あなたと歩いたすべての道に 忘れられない思い出がある
いつもあなたを思い出しては あたしは涙を溢れさせてる


新しい季節をあなたと迎えたなら もうそれだけで叶えられるほどの

過ぎた季節に取り残された そんな小さな約束なのに
急にあなたを思い出しては あたしは心が締めつけられてる

posted by 進藤むつみ on Summer, 2005 in

comments (7)

きゃぁ! むつみさぁ〜ん
恥ずかしい〜♡(笑)
読んでる私の方が照れるのは〜なぜでしょう?(笑)
すごいですね…はぁ〜〜〜
(読み返して)なぜかやっぱり照れる(爆)

  『恋歌』第二弾ですな♪  て言うか、失恋の歌・・・好き?(爆)

  思い出す事って小さな事であればあるほど切なくなりますよね。  日常的であればあるほどいとおしくて。  鋭い着眼点です。  その人がいかに自分の暮らしを占めていたのか、思い知らされて『締め付けられ』ます。  その嘆きはきっと今、その人には伝える術は無い。  せめて今その人も同じ思いでいてはくれないかしら。  今だけでいいから・・・。

>fudabaさん♪
あはっ、言われてあたしも恥ずかしくなってきた(笑)。こういうのは、一気に書き上げて読み返さないのがコツです・・・って、それじゃあダメだろ☆。
うーん、なんかカンが取り戻せません。10作くらい作らないとムリかなあ・・・。

>usagi3さん♪
失恋の歌、書きやすいです。スイスイです。読み返すと無茶苦茶ですが(笑)。
どれだけ影響が大きかったのか、失ってみてはじめて分かるのでしょう。締めつけられる思いに耐えられなくなると、どうしていいのか分からなくなります。この思いを伝える事ができれば・・・、せめてその人も同じ思いでいてくれたら・・・、それがかなわないから救われないんですよね。・・・悲しいけれど。

シンプルね。
それがいちばんね。
むつかしいこといわないね。
失恋に心がいっぱいあるね。

カンを取り戻せてない状態でこんなドキドキ感かぁ〜
本領発揮がこわ〜い(どきどき(笑)

むつみは、ネットで指切りとか、指切りなどをイイしなかったの?

>osaさん♪
シンプルが一番ですか・・・。どうもあたしは性格が捻ていて、何か言いたくなっちゃうんです。そうですね、素直に気持ちを出せるように気を付けます。うん、ここでは素直でいたいと思っているんですからね。
「失恋に心がいっぱい」ですか、辛いなあ・・・。

>fudabaさん♪
もしかしたら、カンが取り戻せていないからこそ、ドキドキ感があるのかもしれません。慣れてきたら、何でもない詩になるかもしれませんよ(笑)。

>peco♪
「指切り」はするけど、「指切りなどをイイ」はしないよ(笑)。
・・・で、peco。その改行は何?。

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