魅惑の『もり・ラーメン』

お蕎麦が食べたいぃっ!・・・って思った時に問題になるのは、『何でこんな場所に?』って思うような、不便な場所にお店がある事です。美味しい店に限ってそうだったりして。しかもお昼だけの営業だったりして、『まったく、やる気あるの?』 って思っちゃう。あたしはほとんど車移動だし、うどんも讃岐だと変な場所にあるって話を聞くし、まあそれは良しとしましょう。

ただ、うどんと違うのは、蕎麦って高いんですよね。この辺りは蕎麦どころだし、美味しいお店には困らないんです。だけど、安くて美味しいお店って事になると、どこでもっていうわけにはいきません。お腹を満足させるには、せめて大盛りにしたいじゃないですか。それか、天麩羅を一緒に頼むとかね。それで予算内に納めるとなると、結構難しかったりするんです。

今日のお昼に食べたお蕎麦屋さんは、やっぱり不便な場所にあって、営業時間も10時から1時までのお店なんだけど、これがなかなか満足できる魅惑のメニューがあるんですよね。そのメニューを『もり・ラーメン』というんです。

古〜いお店で、4人掛けのテーブルが5つ。相席が基本です。いつも並んで待つんですよね。あたしはいつも『もり・ラーメン』を頼みます。『セット』って呼ぶ人が多いかな?。一説では『も・ラ』でも通じるって話だけど、あたしは聞いた事がありません。お客さんの8割がそれを頼むという定番メニュー『もり・ラーメン』とは・・・、ただ『盛り蕎麦+ラーメン』ってだけなんですよね(笑)。

最初に盛り蕎麦が出てきます。あたしは田舎蕎麦って感じの重たいお蕎麦が好きなんだけど、ここのお蕎麦はそれほどでもありません。だけど、これがなかなか絶品なんですよ。『どっしり』じゃないけど『しっかり』していてね。ひとつ気に入らないとすれば、汁がちょっと甘めかな。それでも、あのお蕎麦にはこのくらいの汁が合うのかな・・・と思ったりもします。ツルツルっていただいて、これまた濃厚な蕎麦湯もいただいて、お腹が一息ついたところで、今度はラーメンが出てくるんです。

このラーメンが、またまた絶品なんですよね。お蕎麦屋さんのラーメンっていえば、イメージできるでしょうか。特に凝ったスープというわけじゃないんだけど、なんか懐かしいシックリくる味なんです。チャーシュー、メンマ、なると、刻み葱の具も、安心できる定番ですものね。あたし的には、やっぱりちょっと甘めかな?。盛り蕎麦で落ち着いたお腹を、パーフェクトに締めてくれるラーメンなんです♪。

さて、盛り蕎麦650円、ラーメン600円。セットで頼むと幾らになるでしょうか?。答えは・・・650+600=1250円!、ただ足しただけ(笑)。全然お得セットじゃないんですよね。それでも、みんなこれを頼むという不思議メニューなのです。

このお店って地元のタウン誌で、『お蕎麦特集』の時も『ラーメン特集』の時も取り上げられるんですよね。今日は久しぶりに『もり・ラーメン』をいただいて、お昼からお腹いっぱいになってるあたしなのでした♪・・・って、食べ過ぎですか?。

posted by 進藤むつみ on Winter, 2006 in

comments (3)

ええ、食べすぎですw (昼間っからだし)

あ、一応言うと。
私ならその後に、カツ丼とパフェ食えますけど。しかもおいしく。
んで帰りがけにコンビニ寄ります。夜もがっつり食いますね。

>Screaming Bunnyさん♪
う・・・、昼間からはダメですか?。だけど、すごいな。一息置かないと、あたしはカツ丼まではいけないかもしれない・・・。それと、できればパフェじゃなくて、ケーキにしてもらえると嬉しかったりします(笑)。
コンビニは巡回コースだから、もう仕方ないですよね。夜食べるのも、生活のリズムだから仕方ないですよね・・・なぁんて、キリがない(笑)。まったく困ったあたしです。

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