お鍋のあとの春菊は

寒さが本格化してくると、晩ご飯のローテーションで、お鍋の登場する回数が多くなってきます。やっぱり冬はお鍋ですね♪。さっきまであれだけ寒かったのに、ストーブを止めたくなるくらい温まりますからね。それに、中心になるお肉やお魚から、あれだけの種類の野菜まで食べれるのも、お鍋のメリットだと思うんです。

・・・といっても、一人暮らしの晩ご飯だと、そんなにキッチリと材料を用意するわけではありません。ありあわせ+ちょっと買い物って感じかな。メインの具+白菜と豆腐が必須☆。あとは、葱とキノコと春菊が欲しいかなあ。まあ、味付けにもよりますか。キムチ鍋の場合は、ちょっと材料考えますものね♪。

で、お鍋のあとの春菊なんですよ。ご家族だと一束でも完全に使えるんでしょうね。だけど独り者の哀しさで、一束って3回分くらいあるんですよね。かといって、週3回もお鍋は食べたくない。だからね、他の料理に使う事を考えるんだけど、春菊の個性ってかなり強いんですよね。色みのような使い方なんて、とてもできないと思うんです。

だったら、あたしはどうするかというと、『おひたし』『ごまあえ』『サラダ』が多いかな。ゴマみたいに個性の強いもの同士は、逆に良い相性だと思うし、葱やベーコンとサラダにすれば、春菊の本来の美味しさが楽しめてGood。だけど、どれも副菜なんですよね。なんとかメインのおかずにならないかって考えて、思いつきで作った中のお気に入りが、『春菊と豚肉炒めおかかあえ』でした。

豚肉を炒めて、それから春菊も炒めて、お醤油で味付けして、火を止める瞬間にかつお節をふわーっとかけて合えるんです。ええ、それだけです(笑)。これがね、豚と春菊って、こんなに合うかっていうくらい美味しいんですよ。そしてやっぱり、醤油とかつお節ですよね。日本人で良かったって思いますからね(笑)。

春菊をメインディッシュでとお考えの方は、一度お試しください。あたしも最初は思いつきだったんだけど、今は結構お気に入りになっていて、お鍋のあとの春菊には困らなくなっているんです♪。

posted by 進藤むつみ on Winter, 2005 in

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