とっておきの隠れ家を教えて

だけど教えちゃったら、隠れ家じゃなくなっちゃうかしら(笑)。いかがです、隠れ家はお持ちですか?。普段の生活から少しだけ離れて、ホッとできるところ・・・。喫茶店など行きつけのお店かもしれないし、散歩途中の休憩場所かもしれない。それぞれに、お持ちじゃないかと思うんですよ。

ジャズの流れる一軒のお店が、あたしの隠れ家です。週に何度もって訳では、ないんですけどね。もう、ずいぶん長い事通っています。そしてこのお店には、知り合いを連れてった事が、ほとんどありません。完全にあたしだけの世界・・・。

薄暗いお店でジャズを聴きながら、ロックのグラスを傾ける。おつまみはチーズやソーセージ、気分によってはラタトゥユだったりね。カウンターで本を広げて、マスターとお話したり。このお店で知り合った人が来れば、好きな音楽の話をしたりね。最近は飲めなくなっちゃったから、ベーグルサンドや自家製ケーキで、フレンチローストですけど(笑)。そんなあたしだけの時間を、このお店では持つ事ができます。

ただ心配なのは、あたしの好みが、他人とは少し違うみたいでね。今まで何軒のお店が、閉店したことか。えっ?、あたしが常連になったせいじゃないですよ(笑)。いつまでもこのお店は、あたしの隠れ家であってほしいです。

・・・とっておきの隠れ家をお持ちですか?

posted by 進藤むつみ on Autumn, 2004 in 雑記

comments (4)

 一昨年、知人が六本木にバーをオープンしたんですよ。というか、そこの雇われマスターが知人なんですけど。
 六本木としては、とても安かったですし(そりゃぁ、居酒屋からすれば、やっぱり値は違いますが)、どんなカクテルでも作ってくれた。
 有名カクテルのレシピが200くらい頭に入っているそうで、
「店にある酒でできるものならなんでも、すぐに作りますよ」
 といってました。
 注文は、まぁ、カクテル名を言えばもちろん、それに応じてくれますが、「今日は疲れていて酔いがまわりそうなので、軽めの。ミントとか、スッキリ系で」とか、さらには「子供の頃に見た夕焼けみたいなやつ」なんて注文でも、
「かしこまりました」と、さらりと作ってくれました。
「ここはバーですよ。お客様それぞれの今日の状況に応じたお酒を出すのはあたりまえです。メニューにあるカクテルしか作れないんじゃ、居酒屋と同じですよ」なんて笑ってました。かっちょいい!
 そして、なによりも、このマスターが、ガンダム好きなんです。
 静かなバーの止まり木で、静かに熱くガンダムを語り合える、最高の場所でしたね。
 今年の春に、マスターは、別の志をもって、起業してしまい、もう、このバーを離れてしまいました。
 残念でなりません。

びといんさん、こんにちは♪

カッコイィ〜!!!
「ここはバーですよ・・・」。そんなお洒落なお店は、あたしには似合いません(笑)
「子供の頃に見た夕焼けみたいなやつ」、その注文もスゴイわ♪。ちょっと言えないな。きっと言った途端に、顔が真っ赤になっちゃうんじゃないかしら。ご一緒した人がそんなセリフを言ったなら、惚れちゃうかもしれませんけど(笑)。
そんなお洒落なお店の止まり木で、静かに熱くガンダムを語り合う・・・。いやん、そんなびといんさんの姿を、見てみたかったわ(笑)。
「独立して別のお店」って、事ではなさそうですね。ホントに残念です。いつまでも変わらないまま、ずっとあるつもりになっちゃうんですよね。

だけど、2年間素敵な時間をもらえた事に、乾杯しましょう♪

働いている時に見つけた京都の喫茶店。最初はてっきりバーだと思いました。カウンターだけで、お水をラリックのグラスで出してくれたりする。
最初入った時が、桜の季節で、そこはビルの2階にあるんだけど、窓の切り方が、桜しか見えないように切ってあって、そりゃあ見事でさ。
コーヒー一杯500円はとっていて、完全に客を選んでるな~って感じだったけど、選ばれたかどうかを無視して、疲れるとよく行きました。
その頃の私は傲慢で勢い全開だったけど、妙に人恋しい所があって、でもかまわれるのは嫌で。・・・って今も?そこは静かで客は私独りって事も多くて、気に入ってました。
この間雑誌で、舞妓さんも来る隠れ家的・・・みたいな記事で紹介されていて、良かったが半分。がっかりが半分。お気に入りって難しいっすね。こっちの勝手な思い入れがある分。

kazooさん、こんにちは。

また、お洒落な隠れ家ですね。そこって偶然に入られたのかしら?。鼻が利くって言うのも変な言い方だけど、名店を発見するのが上手な人っているんですよね。そういう人は、迷店も発掘してきたりするんですけど(笑)。
ラリックのグラスも素敵だけど、桜しか見えないように切る窓なんて、センスですね。そりゃまあ、完全にお客さんを選んでますよね。kazooさんは、選ばれてますよ。そうでなければ居心地の悪さを、感じてしまうお店なんじゃないかしら?。
紹介記事の話も、良く分かります。自分だけの隠れ家じゃないのにね。終いには「こんなはずじゃない!」なんて思ったりして、思い上がりも甚だしいわ(笑)。だけど、思い入れがある分、愛しているんだと思いますよ。

kazooさんとは、コーヒーで乾杯しましょうか♪

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