道に迷ったら山を見る

たとえば町の中で道に迷うでしょ。そんな時、まず何をしますか?。えっ?、誰かに聞く?。うーん、あたし、人に何か聞くのって苦手なんですよね。で、いつまでも迷ったままでいる。あたしなら・・・まずは目印になる建物を探すかなあ。それで、目的地の方向の見当をつけたりします。

じゃあ、郊外で車を走らせてて迷った時は?。えっ?、カーナビを見る?。あたしの車にカーナビなんて付いてないんですよね。畑や田んぼの間を走ってて、道なり右や左に曲がったりしてると、意外に目印になる建物はなかったりするし、地図を見ようにも『今どっち向いてるんだ?』って事もあるんですよ。だけど、そんな時はね、あたしはまず山を見るんです。

冗談だと思うでしょ?。これがホントなんだなあ。この辺りって一つだけ大きな山があるわけじゃなくて、ずっと360℃山に囲まれてるわけなんですね。ところが、東側の山と西側の山って明らかに形が違うんですよ。もう一目見てわかる。しかも、山の連なりがどっちへ伸びているかを見ると、結構『今、北じゃなくて北西を向いてる』とかまでわかるんですよね。

毎日、山を見て生活してるわけだから当たり前って言われるかもしれないけど、たぶん、何回かこの辺りに旅行に来ただけの人でも、わかるんじゃないかとあたしは思う。ただ・・・今日くらいの曇りなら大丈夫だけど、雨の日はダメですけどね。山が見えなくなっちゃうそんな日は、車を走らせててもチョット不安な気持ちになったりするんです。

posted by 進藤むつみ on Autumn, 2008 in 雑記

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