どっちも帰るだけど行く

ラジオを聞いてたら、実家に帰省する話をしていました。アナウンサー・・・じゃなかったな。お天気お姉さんか、交通情報センターか。「部屋→実家」と「実家→部屋」、「帰る」って感覚はどちらかって話でした。その人にとっては、両方ともなんですって。だけど「実家→部屋」の時は、「帰る」と言わずに「行く」って言うそうです。前に「帰る」って言ったら、両親が悲しそうな顔をしたからなんですって。

これね、あたしもなんですよね。今住んでいるトコロから実家行きは当然「帰る」だし、こっちに戻ってくるのももちろん「帰る」なんです。この前のGWの時の日記を読み返してみても、どちらも「帰る」と書いていました。えーと、ちなみに年末の時も・・・、うん、やっぱりどっちも「帰る」と言っていますね。

同じ事を、友達にも聞かれた事もあります。その人は実家を出て暮らした事がない人で、どっちも同じっていう感覚が分からないんですって。だから「帰るって感覚が強いのはどっち?」って聞くんですよ(笑)。うーん、どちらかといえば「実家→部屋」のが強いかなぁ。あたしにとって、普段の生活はこっちですからね。

それとですね、もうひとつ「実家→部屋」を「行く」と言うのもラジオと一緒でした。あたしの場合、両親に悲しい顔をされたわけじゃないんですけどね。これって、たぶん本能的なんじゃないかしら。少しは両親に対しての思いはあるにしろ、実家で生活してた事があるんですからね。ただ・・・一人暮らしを始めてから、実家の方が引っ越しちゃった場合は、違うのかもしれませんね。

posted by 進藤むつみ on Spring, 2005 in 雑記

comments (6)

  室内に入って『ふぅ~、やれやれどっこいしょ☆』とつい言ってしまう場所が『帰る』場所だと思うです。  だから自分の部屋も実家も『帰る』なんでしょうね。  でも旅行の宿泊先でも言っちゃうからなぁ(爆)

  ウチの近くに住んでいる所帯を持った妹が毎日母と遊ぶ(?)為に子供連れて来るんですけど、自宅に戻る時に必ず『じゃあ、行くわね』と言います。  結局『家族』が居ればそこも『我が家』って事でしょうかね?  でもいい加減独立して欲しい(汗)

>usagi3さん♪
そうか、「ふぅ~、やれやれどっこいしょ☆」かぁ!・・・って、旅先どころか、ヘタするとあたしは友達の家でも言っちゃうかもしれない(笑)。
だけど、そうですね。落ち着ける場所って事ですよね。うん、単に言葉としてだけじゃなく、自分の部屋に入っても、実家の玄関を入っても、どちらもホッとできるんです。だから、実感として「帰る」なんでしょうね。
家族がいる事も、ひとつのポイントかもしれませんね。だけど、あたしには自分の部屋に家族がいないんですけど。まあ家族がいれば、少なくても我が家って事ですか。妹さんは・・・やっぱり、ホッとできるんですよ。暖かく迎えてあげましょう♪。

私も独り暮らししていた時はどちらも「いく」でした。って、言う程長い期間ではないんですけれども。
2つ場所があるって、ずっとお家にいらっしゃる方には、なかなか?なのかもしれませんね。どうしたって、どっちかに順番があるだろうって。でもな~。私の場合でいうと、やっぱり優劣っつうか、順位ははつけられませんでしたから。どっちも「いく」でしたね~。自然とそう使っていたような気がします。
結婚した友人とかもやっぱり「実家に行く」みたいに使ってますね。
生活の拠点は、独り暮らしの部屋だったりするんだけど、そのどちらもが自分にとっては「家」の概念を表してるからだったのかな~って、むつみさんの今日のお話を読んで思い返したりしています。

>kazooさん♪
今考えてたんですけど、友達や知人の前だと「行く」「帰る」と、どちらの言い方もしてますね。その時々で、出てくるままにまかせてる感じ。ただ、感覚的には、あたしはやっぱり「帰る」なんです。そして日記に書く時って、プライベートな感覚がそのまま出てるんだと思うんです。
だから話し言葉としては両方アリ。感覚的には「帰る」で、日記は気持ちがそのままだから「帰る」。そして、両親の前でだけは「行く」という感じでしょうか。なんか、分かりにくくなっちゃいましたけど(笑)。
うちの実家って、あたしが高校生の時に引っ越した家なんです。そして、あたしは二十歳過ぎてからは、家を出て生活していた事のが多いんですよね。まあ。時々出戻っていましたけどね(笑)。だけど、高校から数年と出戻った期間を合わせても、それ程長い年月じゃないんですよ。それなのに、やっぱり「帰る」なのは何故かな?と、今日もまた考え始めたのでした。

ああ、成程ね。確かに話し言葉でいえば、そう厳密に使っていなくて、親の前では「こっち(実家)が主体」的ニュアンスで使ってたかも。なんか、そこら辺は、子供としての礼儀的な気持ちだったかもしれません。・・・って生意気なんですけどね。
でもね~。これも巧く書けないんですが、実家の匂いと、自分の部屋の匂いって違うでしょ?
でもどっちもそれぞれに嗅ぐと「ただいま~」なんですよね。
それで、どちらにしても、それぞれにほっとしてたんですよ。実家が長くなると、帰ってその自分の部屋の匂いかぐと「あーー」って思うし、逆に実家に帰って玄関開けた瞬間「あーー」っていう風で。
う~~ん。やっぱ自分が自立してないってのが根底にあるか?(苦笑)
でもどっちが落ち着くかって言われると、私には答えられませんね。やっぱり順位はつけられないんです。2人でいても1人を感じる時もあれば、1人っていう現実的な状況に押しつぶされそうな時もあったりしますしね。う~~ん。だからやっぱり、どっちもが「帰る」場所であり、そのどちらもが違うのかもしれない。
はッ!!そういえば女三界に家無しとか・・・いっか~~ん!!!なんちゅう暗い展開に!!!わははははは。

>kazooさん♪
すみません、本文では触れてなかったし、ちょっと分かりにくかったですね。
実家の匂いってあるんですよね。ホント、玄関開けた途端なんですよ。もう、いきなりホッとして寛げちゃうんです。自分の部屋は・・・まあ、生活そのものだから、当然かもしれませんけどね。
どっちが落ち着くかについて、そこまで突っ込んで話をされると、うーん・・・・になっちゃいますね。強気と弱気が交互に顔を出して、一人で十分な時もあるし、二人でも辛い時もあると。そうか、考えてみれば「帰る」場所が、この部屋以外にもあるのは幸せな事なんですね。違う・・・かもしれないけど、そうしとかないと暗い展開に陥りそうな気がします(笑)。

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