冬の山は綺麗に見える

「寒い寒い」の、泣き言が得意なあたしです。水道が出なかったり、オリーブオイルが凍ったり、灯油の使用量が凄まじかったりと、ホント大変な季節なんです。だけど、実は冬だって、悪いことばかりじゃありません。他の季節との違いを感じるのは、空気が澄んでいることなんです。もう、これだけは比べ物にならないんですよ。

前に少しお話しましたが、そのことを一番感じるのは、山の見え方です。この辺りって360度、どちらの方向を見ても山なんだけど、もうクッキリなんですよ。「自分と山の間の空気が、他の季節は濁ってるの?」って思うくらい。そうだなあ、きっと目が悪い人が、眼鏡をかけた感じじゃないかしら。

だから、もしこの辺りに遊びに来るなら、絶対に今の季節です。夏の避暑のイメージのが、強いかもしれませんけどね。遠くのお友達と電話をしてると、「遊びに行きたいけど、もう少し暖かくなってから」って、言われるんですよ。だけど、それは違うって。寒いけど今なんだって・・・って言っても、冬は誰も来ないなあ(笑)。

でね、今日ふと思ったのは、下から見てこれだけ綺麗に思うなら、上から見るともっと綺麗なのかしら?。冬山に登る人って、それもあるのかしら?。話を聞いてみたいなあ。あたしの廻りには、・・・うーん、登りそうな人っていないんです。

posted by 進藤むつみ on Winter, 2005 in 雑記

comments (2)

えっと、私も冬山には登りません。それじゃ!しゅたッ!!・・・じゃなくて。
冬山には登れないけれど、むつみさんの仰る事はとても良くわかります。我が家の近くに一級河川が流れているんだけど、すご~~く寒い時、川面から水蒸気がばーーっと上がって、水鳥がまん丸になってじっとしてるの見た時なんか「雲が創られてる~~」なんて一人で感動してます。いやこれが本当に雲になるのかどうかは知らないんだけど。
顔がちょっとぱしぱしするんだけど、深呼吸すると体の中から綺麗になる感じでね~~。
JRで3つ分遠くの場所に住んでいる姪っ子が、この間「星が綺麗~~!!田舎なんだね~~!!」だって。ふんッ!!子供にはわからないのさ!って・・・何がでしょう。
住んでいる者にしか判らない美点ってあるんですけど、ううむ。確かに誰も来ない・・・あ、そもそも友達が・・・いやん。

>kazooさん♪
そうそう、ホントに水蒸気が上がるんですよ!。わかります。雲にはならないかもしれませんが、幻想的な景色に見とれてしまう事ってあります。うん、このままずっとじっとしていたいって。
うちの辺りも、都会から遊びに来た人は、星空にみんな驚きますよ。田舎?。それは、もう自分でも分かってるからいいんです(笑)。というか、実際それが良いんですけど。えーと、kazooさんの所も、なかなかのものですね♪。
そうか、友達が来ない理由って・・・。えーい、シュタっ!(笑)。

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